2013.12.25
-第428章- プレゼント
今日は、
クリーニング屋さんが
来る日だからと、
マミィは
散歩に出るのを
待っていた。
そしたら、
10時になっても、
11時になっても来ない。
ヘンだなぁと思っていたら、
今日は火曜日だった。
相変わらず、
アホなマミィ。
クリーニング屋さんは、
毎週、
水曜日の朝に来る。

家族でクリスマス
まだマミィは
スープを作り、
オーブンで
ピザを焼いているところ
2、3年前は
もっと
料理が並んでいた
みんな、
だいぶ小食になったよね
…と、マミィ
今朝、起きたときに
「今日は、
イオンの火曜市に行かなくちゃ」
と思ったのに、
なぜ、
クリーニング屋さんが来る
と思ったのだろう。
ぼくには
理解できないよ。

今日のケーキ
レアチーズケーキを
作る予定だったんだけど、
4時半までレッスンで、
時間が
なくなってしまったマミィ、
そーいや、
ゆりたんが
「チョコレート・ケーキ」
がいいと
言っていたし…と、
予定変更。
そんなわけで、
散歩に出る時間が
遅くなったので、
どこを歩いても
人がいっぱいいる。
あ、
あちらから人が来る
と、思ったマミィ、
ぼくを道の端の方に寄せて、
通り過ぎるのを待っていると、
後ろから、
「こんにちは」
と、
女の人の声がした。
「コンニチハ」
と応えながら、
「知っている人だろうか?」
と振り返ったマミィ、
その人の顔を見て、
大急ぎで、
シャカシャカシャカ…と
頭の中の記憶データを
検索。
どうやら、
知らない人のような感じ。
でも、
声をかけてもらったので
ぼくは
大はしゃぎして、
ぴょんぴょん飛び上がって、
その人に飛びつこうとする。
「すごく元気ですね」
と言っているうちに、
その人が
手にはめていた手袋を
ぼくが
ぱくっとくわえた。
「あらっ」
との声に、
マミィは
ちょっと焦り気味で、
何度も
「ハナセ」 と言い、
だんだん
口調がきつくなる。
その人は
やさしく手を出し、
「チョーダイ」
と言う。
ようやくのこと、
ぼくから
手袋を取り戻した
その人は
「スミマセン」
と謝るマミィに
「楽しかったです。
ありがとう」
と言い、
それから
「大変だと思いますけど、
頑張ってください」
と言って、
去って行った。
アルマくんの大暴れに
あきれもせずに、
ずいぶん
心の広い人だわ…と、
マミィはほっとしつつ、
その温かさに感謝した。
イブの朝に
素敵な
プレゼントをもらった気分。
もちろん、
ぼくは
怒られたんだけどさ。

たら~
っと、ぶら下がるヨダレ
みんなが
ごちそうを食べている間、
すずばあちゃんや
ごくうさんのようには
おとなしく
していられないぼくは
またしても、
ケージに入れられた。
おじいちゃん、
おばあちゃんが
わんこが苦手
っていうのも
あるんだけどね。
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