2013.12.08
-第415章- 悼む
昨日、お散歩に出る時に、
興奮したぼくに
引っ張られたマミィは、
つるんと転び、
アスファルトの道路で
左腰を
思いっきり打った。
今朝も、
お散歩途中で、
ぐいっとやられ、
今度は、
左足をひねり、
右の腰を打った。
昨日よりも、
今日のほうが
痛いと言っている。

雪は
いったん
すっかり溶けたんだけど
さて、
ぼくのお散歩コース、
1時間以上のフルコースと、
30分ほどの
短時間コースがある。
最近、その
中間ほどのコースに
マミィは、よく行く。

おとといの午後から
また雪に埋もれた
特に
雪の季節になってからは、
フルコースはちょっとキツイし、
30分では、
ぼくが満足しなさそうなので。
でも、実は
そのコースには、
ごくうさんの死を
連想させる場所があって、
そこを歩くたびに
マミィの心は
きしむ。

この場所
すずばあちゃんの死は、
大きな大きな
喪失感だったけど、
10年という年月、
十分に
一緒に過ごせたので、
最後に
そばにいてやれなかったことや、
後悔は数々あっても、
悲しみは
少しずつ和らいでいる。

冬になると
ぼくは じーっと
落ちてくる雪を見つめる
それは、
去年も今年も同じ
ごくうさんの場合は違う。
オトナになることなく、
ほんの6ヶ月で
亡くなってしまったのだ。
「死なせてしまった」
という気持ちは
今でも
マミィの心の中から
払拭することができない。
これはどうしても
消し去ることができないのだ。
きっと、あの日、
この場所で、
ごくうさんは
ひどく
お腹が痛かったに違いない。
苦しかったに違いない。
まだ6ヶ月の子犬なのに、
その痛みに耐えていたのだ。
「痛い」 と
伝えることもできずに。
だから、
マミィは
この
お散歩コースを歩くとき、
自分の心を
むち打っている
ようなところがある。
繰り返し傷つきながら、
自分の心をむち打つことで、
マミィは
ごくうさんに
詫びているのかもしれない。
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引っ張られたマミィは、
つるんと転び、
アスファルトの道路で
左腰を
思いっきり打った。
今朝も、
お散歩途中で、
ぐいっとやられ、
今度は、
左足をひねり、
右の腰を打った。
昨日よりも、
今日のほうが
痛いと言っている。

雪は
いったん
すっかり溶けたんだけど
さて、
ぼくのお散歩コース、
1時間以上のフルコースと、
30分ほどの
短時間コースがある。
最近、その
中間ほどのコースに
マミィは、よく行く。

おとといの午後から
また雪に埋もれた
特に
雪の季節になってからは、
フルコースはちょっとキツイし、
30分では、
ぼくが満足しなさそうなので。
でも、実は
そのコースには、
ごくうさんの死を
連想させる場所があって、
そこを歩くたびに
マミィの心は
きしむ。

この場所
すずばあちゃんの死は、
大きな大きな
喪失感だったけど、
10年という年月、
十分に
一緒に過ごせたので、
最後に
そばにいてやれなかったことや、
後悔は数々あっても、
悲しみは
少しずつ和らいでいる。

冬になると
ぼくは じーっと
落ちてくる雪を見つめる
それは、
去年も今年も同じ
ごくうさんの場合は違う。
オトナになることなく、
ほんの6ヶ月で
亡くなってしまったのだ。
「死なせてしまった」
という気持ちは
今でも
マミィの心の中から
払拭することができない。
これはどうしても
消し去ることができないのだ。
きっと、あの日、
この場所で、
ごくうさんは
ひどく
お腹が痛かったに違いない。
苦しかったに違いない。
まだ6ヶ月の子犬なのに、
その痛みに耐えていたのだ。
「痛い」 と
伝えることもできずに。
だから、
マミィは
この
お散歩コースを歩くとき、
自分の心を
むち打っている
ようなところがある。
繰り返し傷つきながら、
自分の心をむち打つことで、
マミィは
ごくうさんに
詫びているのかもしれない。
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