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被災犬逝く





これは、少し前の
3月25日のニュース。



原発事故で
飼い主と別れた秋田犬
「アキタ」逝く
 ガン闘病、
シェルターで見守られ




22日付朝日新聞朝刊に
「震災後の寄付、分配に課題」
という記事の冒頭で触れたのが、

「アキちゃん」こと
雄の秋田犬「アキタ」だった。






秋田県アキタ






そのアキタの
エピソードや写真が、

紙面に載った翌日の
23日午後8時30分ごろ、
息を引き取ったという。



アキタは、
東日本大震災から1カ月たった
2011年4月中旬、

福島第一原発の北に位置する
福島県南相馬市内を
放浪していたところを、

ボランティアらによって
保護された。



猫に餌やりをしていた
ボランティアらのもとに、

トコトコと早足で
寄ってきたのだという。



もともとは
首輪につながれたまま
取り残されていたとみられる。



アキタが近寄っていく民家のそばには、
引きちぎられたような大きな首輪が、
鎖につながったまま落ちていた。



保護されてしばらくすると、
高齢者向け施設にいる男性が
飼い主だと判明した。



男性がアキタを飼育することは
困難だったが、
所有権は手放さなかった。



SORAでの5年間にわたる暮らしが、
始まった。



アキタは、外に出ること、
顔をなでてもらうこと、
優しく接してくれる人

――が大好きだった。



そんなアキタに昨年5月、
がんが見つかった。



すぐにがんの摘出手術をした。
だが今年に入って
転移が見つかり、

かかりつけの獣医師から
「余命はわずか」
と告げられていた。



余命宣告があってからは、
スタッフが
シェルターに泊まり込んで
面倒を見ていた。



天気のいい日には、
スタッフの手助けで外に出る。



外に出ると、
日に当たりながら、
気持ち良さそうに
ずっと眠っていたという。






地震列島ニッポン
地震列島ニッポン
 だから・・・







『シェルターで死んだら
 かわいそう』

とは思われないよう、

スタッフみんなで
一生懸命
面倒を見てきたと言う。



震災から5年がたち、
様々な理由で
譲渡が難しい子たちが、
ここには残っていて、

シェルターで
終生飼養をしないといけない
というステージに
なりつつあるそうだ。

(→詳しい記事はこちら





飼い主と
死に別れたペットたち、

飼い主と
生き別れたままのペットたち、

そして、いまだに
避難生活を強いられて
家に帰れないままの人々・・・

引き裂かれた穏やかな日々・・・

復興という言葉が
忘れ去られているような・・・


マミィは
そんな気持ちにもなる。






明日は我が身
明日は我が身
 地震も津波も原発も
 ・・・恐い



 
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