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17
23
   

-第408章- 透視デキマセン




お散歩中、
ぼくがしきりに
ふんふんとニオイを嗅ぐ。



ズボッと鼻を突っ込み、
雪の中をかき回す。



マミィは、最初
ふふっ
と、微笑ましく
眺めていたんだけど、

雪の中から、
いろんなものを引っ張り出して
ぼくが
食べようとするから、
慌てた。



もちろん、怒られて、
とりあげられたんだけど。




雪、降ってても
雪が降ってても
 お散歩には行けるの。
 体についた雪は
 体をぷるぷるぷるってゆすれば
 飛んでいくから
 びしょびしょになったりしないんだ








雪の中には
いろんなモノが埋まっていて、

ぼくには宝庫、
マミィには脅威。



マスク、ティッシュ、
お菓子の袋、
コンビニ弁当の残骸、
割り箸、お酒の瓶 …



びっくりするほど、
いろんなモノが
フツーの道ばたにあるんだ。



だから
雪の日の
 お散歩中止は
 吹雪かない限り
 中止にはならない





なんで、
ポイポイ捨てていくかなぁー

と、マミィは憤慨するけど、
これって、
確か、雪が溶け始めた
春先もそうだったよね。




まぁ
まぁ
 ぼくとしては
 雪、歓迎かな…





白い雪道、
きれいに見えるけど、

みんな
上に次々と雪が積もったら
見えなくなるからなのか、
平気でモノを捨てる。

見えなくなっても、
その存在が
消えてなくなるわけじゃないのに。


歩いていて、
雪の中まで
透視できるわけではないから、

マミィは
ぼくが鼻を突っ込むたびに
はらはらするんだよ。



ところで
ところで
 マミィ
 いつ、お散歩に
 お出かけするんデスカ?

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-第407章- 降ったなり~

まぁ、よく降った。
一晩でずいぶん積もった。


外に出たら、

ぼくが
ぴょんぴょん飛び跳ねて、
興奮しているので、

マミィは
ぼくを御しかねて、
大変そうだった。



だって、足が冷たいんだもの。



降ったね~
お庭も




で、パタパタ走りまわり、
引っ張るから、

マミィは、ちょっと
怒りテンション上がり気味。



冬の間、
ずーっとこんなんじゃ、

散歩のたびに
ストレスたまるわ~
と。



お庭も
真っ白




お手紙を出しに、
郵便局の前まで行ったから、

人といっぱい行き交った。




ふーむ
ふーむ




かなりな年齢と
思われるおばあちゃんが、

「あらあら、
 わんちゃん、わんちゃん」

と高い声を上げるから、

マミィは
「お願い、やめて、やめて」
と、心の中で叫んだんだけど、

案の定、
ぼくが飛びつこうとするから、
ほとほと
困ってしまった。



のび~
のび~
 体がなまっちまうぜぃ
 


これからの季節、
1時間コースは無理だね。



雪の上を歩くのは
砂地を歩くのと同じだから、

短時間コースでも、
マミィは汗だく。

ぼくの肉球が

しもやけになっても
困るしね。

(肉球って、しもやけになるのかなぁ?)



お散歩


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-第406章- アル様ブーム



とうとう
本格的な
雪の季節到来のようだ。

ぼくは
そんなにキライじゃないよ、雪。

マミィは、雪そのものよりも
つるつる道路が嫌いなんだよね。



舞う 雪
舞う 雪




さてさて、
またまた昔の話だけど、

マユチャンが
小学校1年生か2年生の頃、
マミィが算数のプリントを見ると、

答えの横に小さく、
何か書いてあった。



ピリオドみたいに小さい字なので、
よくわからなくて、

マミィが
よ~く目をこらしてみると、
ひらがなで

「さま」。



ん?
さま … ?



庭に降る 雪




さらによく見ると、

それは、答えが
「4」
のところにだけある。




4 … さま … ?




雪の季節到来




… ヨンさま かぁ!

…と、ようやく謎が解けた!!!

思えば、
この頃に
韓流ブームが始まったんだね…


マミィは韓流ドラマは、
ひとつも
見たことがないんだけど、

下のおばあちゃんは、
1年365日、毎日、
そして、1日中、
韓流ドラマに
どっぷりつかっている。



だから、たびたび下のお家に行く
ゆりたんとマユチャンは、
けっこう詳しい。


それにしても、
あの時期、
小さかったマユチャンまで
「ヨン様」
を知っていたんだから、

ものすごいブームだったんだね。



アル様 ブーム
アル様ブーム
 …なんて、来ないだろうね
 カメラ持って
 ぼくを追っかけ回すパパラッチは
 マミィくらいのものだし

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-第405章- 見おさめ




朝から雪がちらついている。



雨だったら、
散歩を見合わせるけど、
雪なら大丈夫。

案外、冬の方が
お散歩中止の日は、
少ないかもしれない。



土手を歩いていたら、

なーんと!
カモさんたちを数羽、見かけたよ。


こんな季節だから、
もうとっくに
いなくなっていると
思っていた。



見える?
見える?
 さっきまで
 泳いでいたんだよ






でも、
雪も舞っていることだし、

もう、今年は
これで見おさめなんだろうな。




マミィが写真を撮ろうとすると、
ぼくがぐいぐいと引っ張るので、

そのたびに手が動いてしまって、
カメラに、
何も写らない。



何度もそれを繰り返して、
ぼくは、
マミィに
しっかりと叱られた。




突風
突風に吹かれ
 マミィには叱られ、
 さんざんだよ…


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-第404章- オバサン

国語のテストで
めがねをかけた女の人の絵があり

「この人を何と言うでしょう?」

という問題が書かれていた。



解答欄には

○○○○
と埋めるべき文字が4つ。


その前には
「おねえさん」 とか 「おにいさん」
「おとうさん」 「おかあさん」
という言い方の例が書かれている。




ふむふむ
ふむふむ




小学校1年生の時のゆりたん、
そこに、自信たっぷりに

お ば さ ん

と書き、
しっかりバッテンをもらっていた。



正解は
「せんせい」。



そう、
伸ばす音の学習をしている時なんだから、
「おばさん」 は、あり得ない。



一体、
その前に出ている
『例』 を
ちゃんと読んで考えたの?
という話だ。



反省
反省のポーズ




でも、
このテストを見たマミィは

涙を流して、笑い転げた。



1週間くらいは、
時々思い出してしまって、
笑いがこみあげてきて、
困った。



担任は、
そろそろ退職間近の、
おじーちゃん先生だったけど、

どう、思ったのだろう?




ぴ~す[
ぴ~す!




あんまりおかしかったから、

マミィの中学生のクラスで
その話をしたら、

一人の子が言った。



「それって、スゴイよ!
 
 ぼくが先生だったら、
 絶対、マルにするよ!」


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-第403章- またしても


「今日、
 トロンボーンのお掃除したんだよ-」

と、マユチャンが写真を見せてくれた。



トロンボーンのお掃除
トロンボーンのお掃除



え?

楽器のお掃除って、
こんなふうにするの?

ぼくはびっくりしたけど、
マミィが、
「そんなわけないじゃん」

え?

でも、マミィ、
他の子も、みーんな、
一人ずつ、
こんなふうに
写真に写ってるイルヨ。



どんより天気
どんより天気




「これは遊んでるの」




お庭は着々と
お庭は着々と
 冬じたく中



ぼくは、時々、
人間が不思議だ。

なんで、
こんな変なこと、するかなぁ?



それに比べたら
ぼくたちワンコって、

ものすごく
生真面目だよね。



手足をひくひく
手足をひくひく
 走り回っている夢でもみているのかなぁ
 と、マミィが
 不思議そうに見てる




そうそう、今日は

またしても
暴風雨の予報が出ている。


外は強風。

お散歩に行ったら、

葉っぱがいっぱい
宙に舞っていた。

音もびゅーびゅー
うなりをあげていたので、

今日は短時間コースさぁ…
ちょっと残念だったよ。

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-第402章- 結婚記念日

実は、
マミィ、ダディが
「結婚します」
と、親に宣言したとき、
ダディはまだ二十歳だった。

というわけで、
ダディ家の母親にも、
マミィ家の母親にも、
泣いて反対された。

「若すぎる」
と。



まるで
まるで




いや、問題なのは、
マミィの、ではなく、
ダディの年齢。


特に
マミィ家のおかあさんは
嫁に出す側なので、

まだ生活力がないから、
絶対に苦労する… と、

かなり強硬に反対だった。



子連れみたい
子連れ結婚式みたい
 姪っ子がずっと
 ぴったりくっついていたので…
 
 家に帰ってから
 彼女は
 「いつ帰って来るの?」と訊き、
 「お嫁に行ったから、
  もう帰ってこないんだよ」
 と言われて、
 べそをかいていたそうな




でも、
マミィのお兄ちゃんだって
大学院に通っていた頃には、
すでに二児の父だったわけで、

生活力があったとは
決して
言えないはずなんだけどね。



嫁をもらうのと、
嫁に出すのとでは、
感じ方が
どうも、違うらしい。



少し
長々と続くので 
 ちょっとお疲れ気味




そこで、
マミィのお母さんは、
占い師に泣きつき、

「絶対によくない」
と、占いに出ている、
と言いだした。

何で、一度も会ったことのない、
そんな見ず知らずの人に
答えをゆだねるのだろう…と、
マミィは、
軽く流したけど。




無理だよなー
無理だよなー
 ダディの顔を載せるなって言ったって、
 ずーっと横にいるのにさぁ






するとお母さんは、
その頃、台湾に住んでいた
マミィのお兄ちゃんに電話をした。

「結婚するって
 言い出したんだけど」。



すると、お兄ちゃんが
「反対すると、
 余計に意地を張るから、
 賛成してみれば?
 そしたら
 やめるって言い出すかもしれないよ」

と言ったらしく、

「だから
『いいよ』って言ってみたのに、
結局、やめなかったんだよね」

と、マミィのお母さんが
ずっと後になって
つぶやいていた。



それを聞いて、マミィは、
お腹の中で笑っちゃった。



何が釣れるんでしょ?
何が釣れるんでしょ?




ところで、マミィたちの結婚は、
本当は春頃の予定だった。



でも、
そうこうしているときに、

ダディと同じ年のイトコが
脳腫瘍で急逝したので、
半年、延びた。



親戚が喪中なのに、
お祝いごとをするのは
はばかられる、
ということだった。



マミィは彼に
一度も会ったことがないけれど、

大学の柔道部に所属していて、
頑強な体と精神の持ち主だったと
聞いている。


家族に
「頭が痛い」
と言い出してから、
数日で亡くなった。


病院に行き、検査して、
緊急に手術をしたけれど、
もう手の施しようがなく、

そのまま
閉じるしかなかったそうだ。



手術室から出て来る時には、
もう、
この世の人ではなかった。



若いと
病気の進行も速いのだろう。



頑強なだけに、
もしかしたら、
長い間、
痛みを我慢していたのかもしれない。



二十歳で息子に逝かれてしまった
おじさん、おばさんの悲しみは、
はかり知ることができない。




棒の先には
棒の先には
 何もついていませんが





だから、マミィたちは
結婚してから
毎年、母の日に

「お母さんありがとう」
のメッセージと一緒に

おばさんに
何年も、花を贈り続けた。



彼女の息子の代わりに。



初めての年、
おばさんは、涙を流すほどに、
喜んでくれたみたいだ。

そして、
何年も経ってから、
おばさんが言った。


「もう、いいのよ。
 大丈夫だから」


その頃には、
彼女の孫(長女の子ども)たちが、
息子の亡くなった年を
超えていた。



そうか、もう、いいのかな…
と、マミィたちは、

それから少しして、
贈るのを終了した。


悲しみが
なくなったわけではないだろうけれど、
時が
悲しみを
和らげてくれたにちがいない。



本当に、
いろんな事があったね。



いない、いない…
いない、いない…




ある時、
ダディのおばあちゃん
(ぼくから言うと、ひいおばあちゃん)が、
にこにこしながら、
マミィに教えてくれた。



ダディの友達が
おばあちゃんに
「××くんは、
 ぼくたちの憧れのマトを
 さらって行ってしまったんですよ」
と話していたと。



ふーん、そーなのかー
だったら
もっと大切にして欲しいもんだなぁ
と、マミィは思った。

ふーん…、
ふーん…

と言っていたら
ダディが
「なんだよー
 あなたはいつも、
 みんなにチヤホヤされて、
 お姫さま扱いだったから、
 オレが何をしても
 気に入らないんだよぉ」

だって。



ばあっ!
ばあっ!
 あやしていると言うよりも、
 おどしているように見えるのは、
 気のせい?





いや、そんなことはないね!
と、マミィ、心の中で反論。



そうそう、
そうやって
あーだこーだと
もめながら、

29年の記念日を
迎えることになりましたとさ。


メデタシ メデタシ
(ん? めでたいのかー?)



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-第401章- 良い夫婦の日


11月22日は
『いい夫婦の日』 なんだって。



ねー、アルマくん
ねー、アルマくん



マミィは、
「へー、そーなんだー」
と思った後で、

ああ、そーいや、
去年も聞いたな。



その前の年も
「そーなんだ」
と思ったような気がする。



どうも記憶に定着しない。
ただの語呂合わせだからかな。




やっぱり
やっぱり




そして、
11月24日は、

マミィとダディの
結婚記念日。



結婚した時、
21歳だったダディが
50歳になったということは、
満29周年。



「あら~」
と、マミィ、びっくり。



「ひとえに、私の忍耐の賜ね」
と、マミィは思うんだけど、

ダディはダディで
「オレが忍耐したからだな」
と、言っている。




太ったんじゃない?
太ったんじゃない? 
 あとさー、いつも言ってるけど
 眠ってる時は、
 目をつぶってよー




ちなみに
1年 … 紙婚式
2年 … 藁婚式
3年 … 草婚式
4年 … 花婚式
5年 … 木婚式
6年 … 鉄婚式
7年 … 銅婚式
8年 … ゴム婚式


等々… と言うそうだ。



何で
銅婚式の次が
『ゴム』 なの?
気持ち悪い…と、マミィ。



大体、誰が
こんなの決めたんだろうね?



でも、4年めの
『花婚式』 っていうのは、
かわいくて、やさしくて、
いいな、と思う。



24歳の父
3年して
 24歳でダディは父親になり、
  この頃のマミィは
  いつも
  十代に間違われ
  「わっかいおかあさんねー」
  という言葉に憤慨していた
  
  「子どもが子どもを産んでぇ」
  みたいに聞こえたから。
  (一緒にいるのは、マミィの甥と姪デス)




来年は30周年で、
『真珠婚式』 だってさ。

ダディ、マミィ、
本当に 長い間、
「お疲れさま」 でした~。


あ、まだ、これからも続くの?
大変だね…


 ※いつも、ダディには
  「オレの写真は載せるなよ」
  と、釘をさされているんだけど
  消し方がわからないよー
  …と、マミィ。
  
  ま、大昔の写真だからさ、
  勘弁してもらいましょ。

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-第400章- うそつき~!!


最近、夜になると雨が降る。

そして
朝はどんより天気なことが多い。



ネットで天気予報を確認すると、
降水確率が50% とか
60% になっている。



あ、早く散歩に行かないと
これは
降ってくるやもしれない
と、
マミィは慌ててぼくを連れ出す。


えへっ




それなのに、帰って来ると、
なぜか、晴れてくる。

この1週間、
そんなことの繰り返し。


それで、
マミィは

ものすごーく
ダマされた気分になるみたいだよ。

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-第399章- 13488歩

これは

今日のマミィの
万歩計の数字だ。

何だか、最近
お散歩わんこが多くて、

すれ違うたびに
ぼくが大興奮なので、

マミィは
ほとほと疲れてしまって、
できるだけ、
わんこを避けたい気分。



あれから
あれから
 いったん雪は溶けたけど
 



もちろん
経験を積ませることは
大切なんだけど、

ぼくがバタバタするたびに、
謝らなくてはいけなくて、

いいかげんウンザリで、
遠くにわんこが見えると

「あ」
と、横道にそれたり、
方向転換をしたり…と、

避けるようになってしまった。




紅葉は終わり
紅葉は終わり
 葉っぱも
 すっかり落ちてしまった




で、避けるために、
あっちに曲がり、
こっちに曲がり
を繰り返していたら、

とんでもなく
遠くの公園にまで来てしまった。



ぼくはゴキゲンなんだけど
ぼくはゴキゲンなんだけどさ



いつもの土手まで行って
ほてほて速度で帰ってくると、

およそ1時間半近くで、
歩数は6000歩台。



歩いて歩いて
歩いて歩いて




今日は歩きに歩いて、
13000歩を超えた。

う~ん、
もうそろそろ
何とか落ち着いてくれないかな、

と、マミィは
お疲れ気味だ。



広いね
広いねー





本当は、
ぼくを他のわんこと
交流させたいらしいんだけどね。

ついつい興奮しちゃうんだよ。


でもね、

これ、生まれ持った
ぼくの気性なんだもの。

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-第398章- 冬じたく




マミィがぼくを見て、

「あれー、
 アルマくん、太ったのかなぁ…」

と言う。




マミィか゜
マミィが




「そんなことはないんじゃないか」

と、ダディが
ぼくのウエストを触る。



「いや、ちゃんとくびれあるし、
 あばらがわかるから、
 太ってないよ」


「え~、そーかなー
 太ったように見えるんだけどなぁ。
 ほら、なんか、
分厚いよ、この辺」

 と、マミィが
 ぼくの体を、
しきりに触る。



太ってきたんじゃないかって
アルマくん、太った? 
 …って




それでも、
ダディは
体重を計ろうとはしない。



すずばあちゃんや
ごくうさんの体重は

頻繁に計っていたのにね。



ぼくは暴れるから、
計るのは
疲れるらしいんだ。



体重は計らない
ダディ
 体重を計ろうとしない





「ふーん、
 じゃあ、体が
 冬に備えて、
 脂肪を蓄え始めているだけ?」



「そーなんじゃない?」
 と、ダディ。


マミィは、
そうだろうか…と、

実は
あんまり信用してないんだけど




太ったように見える?
太ったように見える?



「まぁ、いいや」
と、言いつつ、

しばらくは気をつけて、
ぼくの様子を
見ていくつもりでいる。

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-第397章- 冷めた視線


マミィが
昨日から
頭が痛いと言っている。



マミィは
頭痛持ちではないから、

めずらしいことだ。



睡眠不足続きだからかな。




ぽかぽか陽気デス
良い天気デス




下のおばあちゃん
(ダディのおかあさん)は

若い頃からの頭痛持ちで、
今も、
毎日薬が欠かせない。



マユチャンにも
それが遺伝したらしく、

マユチャンも、
しょっちゅう
「頭が痛い」 と言う。



んっ?
んっ?




…で、
めったにないこととはいえ、
あんまり痛いから、

マミィは頭痛薬を飲んで、
効いてくるまで
しばらく待っていたので、

お散歩が遅くなった。



何してるんですか?
何してるんデスカ?
 マユチャン、何持ってるの?




そしたら、
いつもの土手は

セントバーナードさん やら、
黄ラブさん やら、

お散歩犬が
いっぱいだった。



近くに来るたびに、
ぼくは興奮して、

今にも
飛びかからんばかりの
勢いになってしまうので、

そのたびに
マミィはひやひやして、

「すみません」
と謝っていた。




セントバーナードさんは、
余裕たっぷりに

ぼくを
チラッと見ただけで
ゆっくり
通り過ぎて行ったけど、

立ち止まった黄ラブさんには
相手にもされず、

冷た~い視線を
投げかけられたよ。



飼い主さんは
「パピーですか?」
と訊いてきたけど。



何、何、何~ ?
何、何、何~ ?
 スピー、スピーって音がする…
 トロンボーンの練習だって



通り過ぎた後、

必ず、マミィは
ぼくに言うんだ。


「まったく!
 おバカものが!
 少しは落ち着けんのかい?」




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-第396章- お留守番犬

金・土・日 …と、
マミィは
出かける用事が多くて、
超、大忙しだった。



今日も朝から
お仕事の研修に出かけて、

夕方4時近くになって、
ようやく帰ってきた。



退屈だったよぉぉぉ~
退屈だったよぉぉぉ~




睡眠不足で、
眠くてしょうがないらしいんだけど、

これから夜9時まで、
また
レッスンのお仕事だ。



ここのところ、
朝のお散歩は短時間コースだし、

ぼくは、体力を
ちょっと
もてあまし気味。



よいっしょっ
割り込み~!  
 無理矢理
 みんなが座っているすき間から
 顔を出してみた
 



これから12月が終わるまで、
マミィは
ますます忙しいらしいよ。



むぎゅっ
むぎゅっ
 かなりキュークツ




誰か、
ぼくと遊んで~!!

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-第395章- You Raise Me Up

お出かけしていたマミィが、
遅くに帰ってきた。



今日は、
マユチャンが
友達に教えてもらったという曲を
アップします。

とっても素敵な歌詞です。





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-第394章- Sound of Silence


だいぶセピアに近づいた
古い写真を見ながら、
マミィの思い出が続く。



理由は覚えていないけれど、
何やら
鬱々とした日々を過ごしていた時、

マミィのことを
妹のように
かわいがってくれていた友人が

「ハイキングに行かない?」
と 誘ってくれた。



こんなん着せられて
こんなん着せられて




彼は、
どこに行くのかとか、

どんな人たちと行くのか、
など、
何も言わなかったけれど、

マミィは、
素直に行くことにした。



いやがって
いやがって




その日の朝、
集合場所に行くと、

そのメンバーは、
いくつかの
聾唖のご家族を
中心とする人たちだった。



行き先は 『鎌倉山』 。



一緒に歩いていて、
そのご家族の

小さな小さな子どもたちの
やさしさに
マミィは、感動した。



どの子どもたちも、
みな、やさしい。



お父さんやお母さんに
(手話で)、
荷物重くない?
持ってあげようか…とか、

疲れてない?
という気遣いを
細やかにしているのだ。



このやさしさは、
どこから来るのだろうか?



マミィは
不思議でならなかった。



テイコーしまくってた
テイコーしまくってた



絶え間なく
耳に入って来る言葉、音。



それらが すべて
しゃ断される時、
人は 何を
聞きたいと思うのだろうか?



今日を最後に
話すことが
できなくなるとしたら、

最後に
何を語りたいと
思うのだろうか?



「私は何を聞きたい?
 私は何を言いたい?」

マミィは
自分の心に問いかけた。



去年のいまごろの ぼく
去年のいまごろの
 ぼく





それは、
やさしく響く音だよね。

それは、
温かい言葉だよね。



「ありがとう」 かもしれないし、
「ごめんなさい」 かもしれない。



世界には、
音が
あふれすぎている。



だから、人は、
その洪水の中で
本当に大切な言葉を
みつけられないかのようだ。

それとも
忘れてしまったのか…



かわいかったよね
何だかんだ言っても
 かわいかったよね





あの日、
マミィは、
音のない世界に暮らす人々の
全身からあふれてくる
やさしさと
温かさを感じたのだった。



それは、どんな音楽よりも
美しかったかもしれない。






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-第393章- 向こう岸

マミィがまだ10代の頃、
11月のある祭日に、

千葉の 『のこぎり山』 へ
ハイキングをしたことがあった。


横浜から陸路で行くと
時間がかかるので、

久里浜港から千葉に
フェリーで行った。



マミィの記憶は 
あまり定かではないけれど、

恐らく
フェリーに乗っていたのは
1時間くらいだったように、
思う。



千葉の港
(何という名前なのかは覚えていない)
に着いた時、

久里浜
…つまり神奈川の港とは
雰囲気が全く違うことに驚いた。



千葉側の海
千葉側の海




活気があって
華やかな久里浜と違って、

とても寂れた漁師町
という言葉が
ぴったりな風情だった。

人もまばらで、
心なしか、
その波音さえも
神奈川側よりも静かに聞こえた。




「同じ湾のあちらとこちらで、
 こんなにも見えるものが違うんだ」
と、それは
新鮮な驚きと感動だった。




静かな海
とても静か




その経験は、
聞いて理解したとか、
読んで空想するものとは違って、

実体験として、
しっかり、
マミィの心に残っている。



その経験はその後、
いろいろな出来事に直面したときに、
マミィの視野を広げてくれた。



のこぎり山
のこぎり山




八方ふさがりで
どうしようもない時、
立つ場所を変えてみよう、
と思いつく。



そう、
Standing Pointを
少し変えるだけで、
違うものが見えたり、
違う発想が生まれたりする。



結果として、
あまり焦ったり、
落ちこんだりしなくなった。
まったくないワケでは、
ないけれど。



また、
なぜこの人は
そういう考え方をするんだろう
と、とまどう時、

同じ物を
違う場所や
別の角度で見ているにすぎないのだ
と思うようになった。



その人の立っている場所からは
自分の見えているものが見えない。



自分の場所からは
その人の見えているものが
見えない。


でも…、必ず、
共通して見えるものが
あるはずだから、

その共通点を探そう
…と前向きになれたりする。



まんまる
この頃のマミィは
 まん丸だったね




マミィって、
そんなに賢くないから、

五感をしっかり使って
経験や体験をしないと、
なかなか理解できないタイプなんだよ。



だから、この時の
目で見、耳で聞き、肌で感じて
理解したことは、
マミィの中でいまだに
しっかりと生きているんだ。



なつかしいなぁ~
色あせた写真をながめて
 マミィは
 しきりに懐かしがっている





もっとも、最近は

たとえ立ち位置を変えてみても、
それでもなお、

人はそれぞれに
違う思いを持っているし、
考え方や感じ方の傾向も違うので、

やっぱり、
わからないことは、わからないのだと
知るようになった。



それはそれで、いい。
違いを受け入れることの方が
理解することよりも、
もっとずっと
大切なのかもしれないから。



そして、思う。

アルマくんにも
たくさんの経験が必要だね、

いっぱいお勉強しないとね 
と…。

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-第392章- どんどん膨らんでいく





月曜日の夜に
家に来たあーちゃんを見て、
「太った?」
と、マミィは感じた。

「うん、最近、ストレスで過食なの」

と、あーちゃんが言った。

あーちゃんは
マミィと同じで、
ストレスがたまると過食になる。



胃が悪くなるくらい食べて、
激太りする。




相変わらず
相変わらず
 カメラの苦手なアルマくん




今のところ、
例の先輩は、
あーちゃんの目の前では、
悪事は働いていないらしいけど。




あれやこれやと
ストレスが多いとかで、
あーちゃんは
どんどん膨らんでいく。




カメラを持って追いかけ回すから
マミィが
 カメラを持って追いかけ回すから



ゆりたんは
ストレスが強いと、
何も食べられなくなる。


マユチャンは
ストレスがたまると、
具合が悪くなる。


それぞれに
症状が違うんだけど、


人の世を生き抜いていくのは、
いろいろと大変なんだよ、
と、マミィがぼくに言う。




ケージの中に避難
ケージの中に 避難中




マミィ、ぼくにだって、
ストレスはあるんですよ。


たとえば、
マミィがこんなふうに
カメラを持って
ぼくを追いかけ回すこと、
とか、ね。


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-第391章- マイナス3℃



突然に
すっかり冬景色。



降りましたよ~



今日の最低気温は
マイナス3℃だそうだ。



いつものお散歩道
いつものお散歩道




凍っている道は滑るので、
お散歩中、マミィは
ちょっと
へっぴり腰だった。

こういう時は、
ぼくの方が歩くのが上手だ。



土手




本当に、
あれから1年たったんだね、
と、マミィは、

去年の
ぼくのお散歩デビューを思い出す。



お散歩デビューの頃も
お散歩デビューの頃も
 こんな道だったね




あの頃に会った
ゴールデンのおばあちゃん、

久しぶりに会ったら
何だか
とっても小さく見えた。



「あれ?
 アルマよりも小さい?」

と、マミィは驚いた。

もう、9歳になったんだって。




草が見えないよー
草が見えないよー
 必死にほじほじ…




前は、
とっても
大きいように見えたのに。

ぼくの方が大きいなんて。



それでも
それでも
 やっぱりお散歩は楽しい



毎日見ていると、
ずっと
同じに思えちゃうんだって。


それに、
ぼくって
まだ子どもの顔だからなんだってさ。



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-第390章- 心を映す鏡


ゆりたんが赤ちゃんだった頃、
マミィは仕事と育児で、
慢性睡眠不足状態だった。



寝床に就くのは、いつも
夜中の2時、3時。



ある時、
いつも通り
朝の5時頃に起きて、
授乳したんだけど、

いつまでも
ゆりたんが泣き止まない。

ゆりたんは、3姉妹の中で
一番夜泣きがひどかった。



ゆりたん
ゆりたん



オムツも替えたし、
お腹も空いてないはずなのに、
ずっと泣きつづけるゆりたんに、

「何で泣くのよ!」

と、疲れて、眠くて、
情けなくなって、
イライラしてきた。




しばらく鬱々と
ゆりたんを抱いているうちに、

マミィは、
そんなふうに
イラついている自分が
何だか急におかしくなって、

「ハッハッハッ」

と、大きな声で笑ってしまった。



すると、
今までぐずぐずしていたゆりたんが、
一緒になって
ケタケタケタと笑った。



マミィはちょっとびっくりして、

赤ちゃんって、
オトナが思うよりもずっと
母親の気持ちに
敏感なのかもしれない、

案外、
母親の心を映す鏡なのかも…
と思ったのだった。



ごくうさん
ごくうさん、5ヶ月の頃




そして、
わんこも同じだと思う。

やさしい飼い主さんのところのわんこは、
やさしい。
活発な飼い主さんのわんこは、
活発。
静かな飼い主さんのわんこは、
静か。



そんなふうに、思う。



ごくうさんは やさしい表情
ごくさうさんは
 やさしい表情




特に、ごくうさんは、

まわりの人の様子を見ながら、
行動するタイプだったから、

来て間もない頃、
やんちゃで
チャカチャカしているごくうさんが

じーっと待てるように、
静かに待たせたいときには、

マミィは
黙って
床にじーっと座っていた。



すると、マミィを見て、
ごくうさんは、すぐに
静かに、30分でも1時間でも、
待てるようになった。

学習能力の高い子だった。



アルマくんは きかん坊の顔
アルマくんは
 きかん坊の顔





ごくうさんと同じつもりで、
ぼくを躾けようとしたマミィ、

思惑がハズれて
がっかりしたみたいだ。




でもね、マミィ、
わんこも
飼い主の心を映し出す鏡だよ。



ちっともじっとしてないしね
ちっとも
 じっとしてないしね




きっと、ぼくも

ダディやマミィや
ゆりたんやあーちゃんやマユチャンの

何かを
映し出しているんだと思うよ。

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-第389章- 暴風雨



金曜日、暴風警報が出ていて、
そのとおりに、
雨も風も暴れまくった。



雨が止むのを待ち、
少し小降りになったところで

マミィは僕を連れて、
外に出た。



ところが、
歩いている途中で、
また大荒れになり、

雨は途中で
白くて冷たい、粒々になった。


ぼくの背中がみるみる真っ白に。



「おお、とうとう
 そんな季節になったか…」

と、聞こえるような
聞こえないような声で、
マミィがつぶやく。



金曜日の暴風雨
金曜日の暴風雨




昨日の土曜日には、
見違えるように晴れていたけど、

お散歩途中に見た手稲山は、
雪で真っ白になっていた。


そして、夕べから、

また
『暴風雨』
という予報が出ていて、

その通りに、
夜中12時近くから
風が荒れ始めた。



手稲山は真っ白
手稲山は 真っ白
 平地でも雪混じりだったんだから
 そりゃ、そうだよね




今朝は、
寝床の中で
荒れる音を聞きながら

「お散歩は無理ね」
と、マミィは思った。


…で、
風邪で熱もあることだし、
と、マミィはこんこんと眠った。


気がついたら、
ちょうどお昼の12時。

よっぽど睡眠不足だったんだね。


マミィが寝ていたから、
そのそばで、
ぼくも一緒に寝ていた。

だからお散歩は、
雨が止んだ
午後3時を過ぎてから。



そろそろ雪だね
そろそろ
 このあたりは
 白銀の世界になる




フィリピンでは、
台風30号で、

1万人以上の犠牲者だと、
ニュースが伝えている。

ぼくたちの住む
この 『地球』 という場所、

このごろ
地震、津波、豪雨、竜巻、台風…と、
絶え間なく、
いろいろなことが起こっている。



これから
どうなっていくのだろう。



この草も雪に埋もれてしまうんだな
この緑も 
 もうすぐ
 雪に埋もれてしまうんだよ




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-第388章- 心が死んでしまう



「あれ?
 先生、何つけてるの?」

マミィの
中学2年生のクラスの生徒さんが、
訊いた。

マミィが腰にぶらさげている、
モノを見て。

「ああ、これ?
 万歩計。
 今日は、今のところ
 6000歩ちょっとかな。
 1日の目標は8000歩」

「へぇ~、すごーい!」

「わんこの散歩するからね~
 まぁ、そのくらいはいくかな。

 大きい犬は毎日散歩させないと、
 運動不足になるし、
 ストレスもたまっちゃうし」
 
「そっか~」



お散歩 待機中
玄関で 待機中
 早く お散歩に行こーよ




と、その時、
一人の女の子が言った。


「うちのばーちゃんち、
 大きいゴールデンを散歩させないで、
 小さい犬を散歩させてるさ」

「ええっ?」

「ゴールデンは外で飼ってて、
 1日中鎖に繋がれてて、
 散歩にも
 連れていってもらえないんだけど、
 家の中で飼ってる小さい犬は
 毎日散歩に行ってる」



と、さらに説明されて、
マミィはびっくり。


「それは、カワイソウでしょ」

「そうなんだよね」




ふわぁぁぁ~
ふわぁぁぁぁ~
 
こんなふうだけど、
 ぼくたち、
 とってもデリケートなんだよ

 



ゴールデンは大きくて、
散歩するのが
大変だからだろうか?


それにしても、その差別って…。


捨てるよりは
いいのかもしれないけれど、

そんな扱いの違いがあったら、
わんこの心が死んでしまう。



ああ、そう言えば、
前にも
そんなお家があったな。

最初に飼っていたわんこを外に出し、
後で飼った子を
家の中で飼い始めたという。



わんこの気持ちも考えてね
わんこの気持ちを
 もっと大切にしてほしいな



わんこは 心を持っている。
感情がある。

モノではない。

まるで
ぬいぐるみやオモチャのように
次々に買い換え、
ひどい扱いをするのは、やめてほしいなぁ


…と、
マミィは憤りを感じる。

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-第387章- 暴風警報



夕べから今朝にかけて
暴風警報と、
大雨注意報が出ていた。

止まっている電車もあるようで、

中山峠というところは、
雪で真っ白だそうだ。

もちろん、
まだ
雨は降り続いている。



新たに見つけた道
最近
 マミィが、見つけた道





ぼくのお散歩フルコースは、
およそ1時間20分ほど。


大抵は、
そのコースを歩くけど、

マミィのお仕事の都合や
その日の天候によって、

45分コースや、
30分コースに変更される。




カサコソが
落ち葉の上を歩くと
 カサコソ音がして
 ぼくが楽しそうだからって





途中で大雨になったりしたら、
15分くらいで
切り上げることもある。

小雨なら、歩いてしまう。

降っても、照っても
曇っても、
マミィは、せっせっと歩く。



いろんなニオイもするし
いろんな
 ニオイもするし





具合いが悪くても、
熱で体が痛くても、
マミィは

ぼくのストレスをためたくないので、
お散歩に出る。



今週は日曜日から
マミィは
風邪をひいていて、
咳が出るし、
微熱があって節々が痛かったけど、

毎日、
フルコースを歩いた。



マミィは
ド根性人間なので、

40℃を超える熱があっても
仕事をすることがある。



次々に
次から次へと
 葉っぱが落ちてくる




でも、やっぱり、
雨と、大風には勝てない。




大満足です~
大満足です~




今日は
1日雨らしいんだけど、

それでも
どこかで止むことがあれば、

ほんの10分でも、
ぼくを外に連れて行きたいと
待っている。



ここ
ここ
 自由に走り回れたら
 いいのになー





寒い季節になったから、

ぼくが濡れて
風邪でもひいたら大変だし、

止むのを待つしかないよな~
って。



ながめるだけで
ながめるだけで
 我慢しよう
 ヨソさまの敷地に
 勝手に入れないものね





もちろん、
ぼくも、

お散歩に行きたいっさっ!
(これ、北海道弁だよ)

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-第386章- きっつきつ




「これ着る?」

と、ゆりたんが
マミィに訊いた。

「私はもう、これ、
  着ないから」

と、ジーパンを手にしている。

「えー?
 無理だと思うよー
 ものすごーく太ったから。
 足の長さだって違うし」

「着れると思うよ。
 着てみなよ」



誰も遊んでくれないので
誰も
 遊んでくれないので





「それ、
 ウエストいくつ?」

「64センチ」

「うーん、無理だな」

それでも、
あまりに

ゆりたんがシツコイので、
しぶしぶ試着。



一人で遊ぶ
ぼくは
 一人で遊ぶことが多いんだ





「ほら~、入らないじゃん」

「何、言ってるの。

 ジーパンをはくときには、
 お腹は引っ込めるものなんだよ」
 
「え~、そんなことしたら、
 キツイじゃん。
 やだ~、そんなキツキツなの。
 ゆる~い感じじゃなきゃ」

「そんな
 ゆるゆるの物ばかり着てたら、
 ますます太るよ」



甘えているのか
ゆりたんに
 甘えているのか





…で、そのジーパンは、



「とんでもありませーん」

と、マミィに拒否されて、
そのまま、
その辺に
置いておかれたんだけど、

この2、3日、
さすがに外に出るのに、
スカートにスパッツでは
寒くなってきて、

マミィは
タイツの上にスパッツ、
さらにその上に
ジーパンをはいた。

やっぱりキツキツなので、
帰ってきたら、
すぐに着替える。



格闘しているのか
格闘しているのか
 マミィには
  わからない





「やっぱり
 ユルユル生活がいいよ」
と、マミィは、ぼくに言う。


ぼくには、
ユルユルも、キツキツも
わからないんだけどね。


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-第385章- 1年目のワクチン

あーちゃんのことで、
わが家は、今、

気持ちがざわついていて、
何だか、落ち着かない。



そんなところへ、
「アルマくんの1年目のワクチン」
の、お知らせのハガキが、
今日、届いた。

5種混合ワクチン。

「11月7日あたりにおいでください」
と 書いてある。



はふっ はふっ
はふっ はふっ



ダディは今日、仕事がお休み。


明日は仕事だから、
「今日しか ないじゃん」
と、病院に連れて行かれた。

今晩のお散歩は、
ナシだって。



異星人化 しとります
異星人モードに
 入っとるところです


そうだった。

去年、
ぼくの延び延びになったワクチンは
11月7日にようやく、
打たれ、

それから1週間ほどして、
待ちに待った
お散歩デビューをした時には、

すでに雪が降っていたんだ。



おっ 
おっ
 地球のわんこに戻りましたよ




今週の週末あたり、

冷え込みが厳しくなり、
雪が降るという予報だ。


何だか、あの
お散歩デビューの日々が、
とってもなつかしいね。



そして…
そして…
 得意の おねだり顔

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-番外編- 皆様へご報告

◇◆アルままから皆さまへ◆◇



わが家の娘のことで、皆さまにたくさんの助言や
励ましをいただき、 本当に感謝しています。

ありがとうございます。



皆さまのご意見にあった、
メモなどに
「記録をとる」というのは、

とても大切なことのようですので、
これはしっかり
実行するべきだと思いました。



また、
公的機関に告発するなどの
ご意見もいただきましたが、
娘は
罪をなすりつけられた状態のままですので、
今、ヘタに告発すると、
娘がやったのだということに
なってしまう可能性があります。

アドバイスの中にあったように、
まず

「患者さんに、
 誰がそれをしているのか、
 把握してもらう」

というのは、
ポイントの一つだと感じました。

そのためにも、
私は、
次にそういう行為に遭遇した時には、
「しっかり声をあげるべき」だと、
娘に伝えました。



そういう行為を目にしたら、
なすりつけられる前に
必ず名前を言って

「○○さん、何をしているんですか!
 そんなことしたら、痛いですよ!」

と、大きな声で言うべきだと。



だって、自分がされたら、
声に出して言うでしょう?
「痛い!」 と。

目の前の患者さんだって、
痛いのですから、
声に出して

「痛いんですよ!」

と言ってあげないと。



何よりも、
介護や看護の現場では、

虐待なんて、
あってはならないものなのですから。

患者さんの立場になったら、
その場で黙っていてはいけない。

後で言うのもよくない。
その場で言う。



それから、
そういう態度を貫くには、

味方が必要なので、
自分がどういう人間なのかを、

まわりの人や患者さんに
わかってもらう必要があります。



「この仕事が好き」
「お世話するのが好き」
「お年寄りが好き」

という自分をわかってもらう。

そのためには、まじめに熱心に働く。
誠実でいる。

そうやって、
味方を増やしていく。



その先輩と闘う必要はない。
良いところは認め、尊重する。

その先輩と闘わず、

良いところは良いと認め
尊重するというのは、

良い仕事をしているな、
と思うところは

「○○さん、こういうところ、
 すごいですね」
「上手ですね」
「手際がいいですね」

というふうに、

具体的に、言葉にして、
感謝したり、ほめたりする。

それを、
声に出して言うということ。



他の人から慕われているということは、
ニセのやさしさだけでなく、
きっと、何か
いいところが
あるのだと思うのです。

だから、そういう所は、
どんどんほめる。

いい時にも、
悪いことをしている時にも、

はっきり
口に出して言われると思えば、

そうそうは
悪さも、
できなくなるのではないかと。



悪いところばかり指摘されたら、
敵意をもたれますし。


まずは、良いところを探して、
ほめるところからですかね。



相手の人となりを
変えることは不可能ですが、

自分の接し方や態度は
努力で変えることができます。




そして、これは…、


「え? 何、それ?」
と、皆さまには
思われるかもしれないのですが、

わたしたち家族は
クリスチャンですので、
『お祈り』 が
必要だと思いました。



朝起きたとき、
家を出るとき、
職場に着いたとき、
仕事を始めるとき、
そして、仕事中、
常に、心の中で祈る。

自分らしい仕事ができるように。
無事に仕事ができるように。

先輩の
汚いワナにかからないように。

患者さんに喜んでもらえるように。
良い仕事ができるように。

そして、それができたときには、
感謝の祈りを…。



神様を味方にしたら、
コワイものは、何ひとつないはず。

これは他力本願とは違います。

働くのは自分であって、
自分が自分らしく働けるように、
力を借りるのです。



今の状況から
救い出していただくわけではなく、

今の状況を自分自身で
乗り切ることができるように、

それができるように、
力を借りるのです。

その強さをいただく。


そして、どこにいても、
どんな状況であっても、
自分が自分であることが、
一番ですね。



もし、
その先輩のワナにかかって、

自分という人間を
ひどく傷つけられるようなときには、

弁護士さんに相談するなど、
法的な力を借りればいい。



その時には、
先輩のしていたことをしっかり告発して、
職場を去ればいい。

働く場所は
ひとつしかないわけではないし。




すみません。

気の強い私っぽい、
そのうえ、
穴ぼこだらけのような、
結論になってしまいました。



気の強くない、
争いを好まない平和主義の
わが子にそれができるのか、

それはわからないのですが、
無事に乗り切ってくれれば
…と願っています。



そして、
患者さんへの虐待が
なくなりますように。


このことに関しては、
時々、皆さまにご報告していきます。

これからも、
皆さまにご意見やアドバイスを
お願いするかもしれません。



その時には、また
助けていただけると、うれしいです。

皆さまの温かいお気持ちに
心から感謝します。


本当にありがとうございました。

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-第384章- 姿なき わんこ

いつものお散歩コースが
工事中なので、
最近、違う道を歩く。

そこには、
ぼくが毎日、必ず
立ち止まるお家がある。

立ち止まって、
その庭先をのぞき込む。

何だろうと思ったマミィも
のぞき込むと、
古ぼけた小さな
わんこ小屋があった。

小型犬の住まいだと思われる。

中には、
これもまた古ぼけた
毛布が置いてあって、
小屋からはみ出している。

小屋の前の小さな柱には
鎖があるけれど、
鎖の先に、わんこの姿はない。

いつ通っても、
わんこがいたことはない。

マミィの目には、
もう何年も
主のいない小屋が
そのままにされているように、
見える。



うふふ



わんこのいない庭先を見て、
なぜ、
ぼくがいつも立ち止まるのか、
マミィは不思議でならない。

まだニオイが
しっかり残っているのかな?
と、
最初は思った。

でも、
もしかしたら
マミィには見えないわんこの姿が
アルマくんには見えているのかな?

その小屋には、
依然として
主であるわんこが
住んでいるのかな?

と、マミィは
最近は、そんなふうにも
思ったりしているようだ。



うふ



◆◆アルままからのお願い◆◆ 皆様の助言を必要としています


わが家の次女が、今年の9月から
病院で、介護の仕事をしています。

実は、虐待と思われる現場に遭遇しました。

患者さんのオムツ替えのときに、
次女がパンツをおろすと、
患者さんをはさんで、向かい側に立っていた先輩が
「このばあちゃん、聞かないし、めんこくないし、
 ほんと、いいとこ、一つもない」 と言い、
その患者さんのお腹の表面をぎゅっとつかんで、
ぐいっと強く回しました。

そんなことを目にするのは初めてだったので、
次女は驚いて、声も出なかったそうです。

横になって目をつぶっていた患者さんが
「痛いっ!」 と言って、目をあけると
急にやさしい声になって
「あら~、どうしたの? 何をされたの?
 ひどいことをするわね~」

と言ったので、患者さんは、次女がしたと思い込み、
「やりたくないのなら、やらなくていいから」
と、言ったそうです。

次女は、この仕事が好きなので、
仕事のことで泣いたのは初めてだと言います。

この先輩、寝ている患者さんを
爪の先でつねって起こしたり、
陰でちょこちょこと、虐待まがいのことをしているようです。

でも、表面はやさしいので、
彼女を慕っている人は多いようです。

恐らく、職場の上の人に訴えても、
2ヶ月やそこらの新人の言葉は、信じてもらえないでしょう。


その先輩が、何かひどい虐待をしでかして、
「この子なら言わない」と思い、
それをなすりつけられるようなことがあったら困るな
という心配までしてしまいます。

本来、そういう介護の場や病院では、
監視カメラをつけるべきなのでは?
とも思いますが、

この現状を、どこにどう訴えればいいのか、
もしも良い情報や知恵がありましたら、お教えください。

よろしくお願いいたします。












 



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-第383章- わんこの歌

♪ かぁらぁす~、なぜ鳴くの~?
  カラスはやぁまぁに~
  かぁわいい
  なぁなぁつぅの
  こだわるからよぉ~ ♪




「一体、
 何にこだわってるんですかい?」

と、
ゆりたんが2、3歳の頃、
こうやって歌うたびに、
マミィは心の中で
つっこみを入れていた。




のびのび~
のびのび~
 やっとお留守番から解放された~



♪ 海は広いな、大きいぃぃなぁ~
  行ってみたいなぁ
  よその
  組ぃぃ~  ♪



「はいはい、どこにでも
 好きな組に行ってくださいね」


これは、あーちゃんが2歳の頃に
よく歌っていた。



♪ ♪ ♪ ~
♪ ♪ ♪ ♪ ~




横浜からこちらに越してきてすぐの春、
ゆりたんが4歳で幼稚園に入ったとき、

その年だけ
2歳児の受け入れがあって、

あーちゃんは
2歳から幼稚園に
通うことになった。



2歳児さんは
2人か3人しかいなかったけど、
ちゃんと担任の先生が一人ついた。


あーちゃんは
幼稚園で一番小さい子だったので、
誰もが
あーちゃんのことを知っていた。


よっぽど楽しかったに
違いない。



食べられるもの?
食べられるの?





ぼくに歌える歌は
まだ、ないんだけど、

すずばあちゃんは

ゆりたんが
『エリーゼのために』
の最初の部分を弾くと
決まって

「わうぅぅぅぅぅ~ん
 わぅぅぅぅぅぅ~ん」

と、高い声で歌った。




3ヶ月くらいの小さい頃、
電子ピアノの下で寝ていることが
時々あって。


歌うのは、
その曲のその部分の時だけで、

大きくなるにつれて、
歌わなくなったけど。


体が大きくなったので、
電子ピアノの下で寝ることも
なくなったし。



歌ってみよーかな
ぼくも
 歌ってみよーかな




あれは何だったのかな…?
と、マミィは、
今でも不思議に思う。


そのうち、
ぼくも
歌い始めたりするのかな?

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-第382章- 諸刃の剣

2年ほど前の話。

マミィが
仕事の忙しい合間をぬって、
大学で勉強していた時のことだ。

ある授業で、
5名程度のグループに分かれて
相互に
『構造化面接を行う』
というのがあった。

グループ内で面接の順番を決め、
一人が被面接者、
残りが面接者となり、
模擬面接を行う。

1回の面接ごとに司会者を決め、
面接時間は
一人につき15分とする。

環境に対する対応形態を
知的適応、情緒的適応と
常識性について、
面接の結果に基づいて評価する、
というものだった。

どのような質問をするかは、
それぞれ自分で考える。





ちっちゃい後ろ姿
ちっちゃい後ろ姿




それぞれのグループの中には
いろいろな職業の人がいて、
年齢も様々だった。



中学や高校の先生もいれば、
福祉関係
…生活保護の手続きなどの
窓口で働いている人もいた。



マミィの印象としては
看護師さんが多いように感じた。




マミィが面接を受ける順番の時に、
50代だという看護師さんが

「カワイソウという言葉について、
 あなたはどう思いますか?」 と
質問した。




去年の今ごろの ぼく
去年の11月




マミイは、
変わった質問だな、と思いながら、

「カワイソウという言葉を使う時には、
 自分が相手よりも高い立場に立っていて、
 見下した感じで
 『あら、カワイソウね』
  という場合と、

 本当に、心が切られるほどに心を痛め、
 何とか助けてやりたいという

 行動に駆り立てる『カワイソウに』
 …の二つがあると思います」

と答えた。



いや、本当は、
もっともっといろいろ
種類があるのだろうけど、
この時には、
言葉で説明するのは
難しいと思ったので。





すると次には

「あなたは最近、
 どんな時にカワイソウと思いましたか?」
と訊かれた。

それは、3.11の年だった。




「カワイソウ…という気持ちとは
 ちょっと違うように思いますが、

 3月の震災で
 被災地のひどい様子や
 被災した人々に、

 とても心が痛みました」


と答えた。




さて、マミィは、
これで彼女が自分をどう評価したかは
わからなかったのだけれど、

その翌日、
みんなで
お弁当を食べている時の雑談で、
その人が話し始めた。




見て
見て
 ダディの手が
 ぼくの顔よりも大きいよ




「16歳の時に、
 何かの拍子に

『カワイソウ』 という言葉を発したら、

『カワイソウと言って
お前にどんな助けができるんだ。


何の助けもできないのに、
軽々しくカワイソウなんて言うな』

と、ひどく怒られた。

それ以来、
カワイソウという言葉を
使わないようにしてきたら、

どんな状況で
どんな場面を見ても、
カワイソウと感じなくなってしまった。


病院の同僚や若い子が
患者さんに対して

『かわいそう』 と言ったりすると、
それを、
ひどく責めてしまうこともある。

それで昨日、
「カワイソウ」 について質問をしたら、

『胸が痛む』

というふうに仰ったので、

ああ、これだ、
この表現をいただこう…と思った。

これからは
『カワイソウ』
 という言葉を聞いたら

『ああ、そのことで心が痛むのね』
 と、
 言い換えていこうと思って」



16歳の時に、

きっと
純粋で無垢な気持ちで
素直に発したのであろう
その言葉に返ってきた、

乱暴で強い言葉に傷つき、
30年以上も
ずっと
その言葉にこだわり続けてきたのか

…と、マミィは、それこそ
「カワイソウに」
と思ったのだった。



ほんとに
ほんとうに




その言葉を耳にするたびに
繰り返し繰り返し、
傷ついてきたのだろう。



ずっとこだわり、
さまよっていた思いに

『心が痛む』

という言葉で
解決がついたのなら、

授業の面接の主旨とは、
少し
違うかもしれないけれど、

それはそれでヨカッタね…と、
心の中で言った。



あっという間の
あっという間の
 1年だったので




色々な人がいて、
色々な事で傷つき、

それぞれに答えや決着を求めて
さまよっているんだな…とも。


言葉というのは、
まさしく『諸刃の剣』 で、

小さな一言が
何十年も

人を傷つけ苦しめることもあれば、
また別の一言が

何十年もの苦しみから
救うこともあるんだな

というふうに
気づかされた出来事だった。



しみじみと
しみじみと
 思い出にひたるマミィです




場合によっては、
相手が言ったことを

正しく受け取っていないがために
傷つくことが
あるかもしれない。



ぼくたち
わんこの世界には存在しない、
人の世の言葉、

なかなか奥が深くて、
難しそうだ。



みんなが相手を思いやって
やさしい言葉で
やりとりできるといいね。

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-第381章- アルマくんのお勉強

去年の今ごろ、

コクシジウム騒動で
ワクチンの接種が遅れに遅れて、

ぼくのお散歩デビューが
延び延びになっていた。




ぼくが元気をもてあまして、
悪いことをすると、
マミィはぼくを抱いて、

「アルマくーん、ほらぁ~
 お勉強の時間ですよー」

と、外の階段の上から
『お外見学』 をさせた。



アルマくんだよー
アルマくんだよー



そう、ぼくの
『社会勉強』。


外の空気に触れると、
ぼくが緊張して、
おとなしくなるっていうのもあって。

ほんの2、3分なんだけど。



顔は 今と 変わらないね
顔は 今と 変わらないね




それから、まだしばらく
お散歩デビューができなかったぼくを

お庭に連れて行っては、
少しずつ歩く練習もした。



あれから1年、
… 速いね。



落ちつきがないのも かわらない
落ちつきがないのも 同じ




もう1歳を過ぎたことだし、
また、
お勉強をしないといけない、
と、マミィは考えている。



今度は
「アトへ」 とか
「カカト」、「右へ」「左へ」
を覚えさせないと …だってさ。

いや、それよりも前に
『とびつき』 を、何とかしないとな
と、言っている。



マミィ、
ぼくの楽しみを奪わないでくださいよー



そして… 時々ぶりっこ
そして…
 時々 いい子なのも




それにしても、

今日のこの天気では、
お散歩は、
お昼過ぎになってしまうのかな、
 
さっきからぼくは、
待ちきれなくて、
うろうろ家の中を歩き回っているんだ。

時々
「きゅぅぅぅーん、きゅぅぅぅーん」
と、鼻を鳴らしながら。


マミィは、ぼくを
ちょっと
甘えん坊に育ててしまったみたいだね。


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