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-第374章- 男の子



「もしもウチに男の子が生まれていたら、
 あなたは、溺愛してたね」

ダディが、
マミィの、リベラへの
はまり具合を見て、

ちょっと
イヤミっぽく言った。




お天気が良くて
お天気が良くて




ダディは
マユチャンをずいぶん甘やかしているように、
マミィには思えるから、

「あなただって、甘やかしているじゃん」
と言うと、

「いや、甘やかすとか、
 そういうものではなくて、
 溺愛だよ、デ・キ・ア・イ!

 亡くなった弟とかに
 面影を重ね合わせたりしてさ」


いや、もしもダディに似ていて、
ダディの縮小コピーのような子だったら、
弟の面影は重ねないだろう…と、
マミィは思う。

3姉妹で十分だから、
男の子が欲しいなんて
思ったこともないし。

女の子が5人くらいいたら、
よかったけど。



ぬくぬく
ぬくぬく




マミィの弟は、
マミィも小さかったから、
よく覚えていないけれど、

1歳になって間もなくだったか、
2歳になって間もなくだったか、
肺炎で亡くなった。


弟ではあるけど、
マミィの家の戸籍には、
入っていない。



うとうと~
とろとろ~




マミィのおとうさん、おかあさんの友人に、
奥さんが
子宮がんで子宮を摘出し、
子どもを産めなくなった夫婦がいた。

その夫婦は
マミィのことを
わが子のようにかわいがっていて、

「養女に欲しい」
と望んだ。

でも、
「この子はやれないから」

「もしも次に子どもができたら、
その子を…」

という約束になったようだ。

それが、マミィの弟。

弟は、その家の実子として、
産院からそのまま、
もらわれていった。



すや~
すや~



小学校高学年になった頃、
時々、

「弟が欲しいなー」と言うと、

おとうさんが答えた。

「弟がいたら、
 お前はきっと、
 ものすごくかわいがっただろうな。

 子分みたいに、
 どこにでも連れ歩いて…」



子分?
と、その時、マミィは
その言葉が
ちょっと気に入らなかったけど、
それは、言わずにおいた。



邪魔しないでくださいよ~
ん? 何? 
 ぼくは眠いの…
 邪魔しないでクダサイ



うーん、確かに、
弟がいたら、
溺愛していたかもしれない。

息子の場合は…、わからない。


…と、マミィはぼくを見る。

アルマくんも男の子だから、
マミィは案外、
溺愛しているのかな?

ぼくは、
けっこう厳しくされているように
感じているけどね。

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