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-第46章- 11月最後の日

朝はお日様が少しだけ顔を出していた。
今日もマミィがぼくと外に出ようとした時には、雪がちらついてきた。
まぁ、冬はいつもこんな感じだ。

庭の木々たちはこんな感じ
庭の木々たちは、今、こんな感じ


21年前に横浜から札幌に引っ越して来たとき、3時を過ぎるとあっという間にとっぷりと暗くなるので、日照時間の短さにマミィはとても驚いた。
それに毎日毎日雪が降ることにも。
もう少しでいいから日の当たる日があればいいのにと、毎年冬になるとしきりにお日様を恋しく思う。


とけたと思っていたら、すぐにまた積もった
溶けたと思っていたら、またあっという間にこんなに降った



今日は風がなく、空からまっすぐに、静かに雪が落ちてきていた。
もっと寒くなると小さな粒に固まった雪が降るんだそうだ。
今時分のはふわっとした雪だ。

ぼくは庭の雪道にもだいぶ慣れてきて、上手に歩くようになった。
ただマミィはぼくが相変わらず何でも口に入れてしまうので、とても困っている。
家の中でも外でも、まったく目が離せないのだ。

庭に置いてある雪かきの道具
庭に置いてある雪かきの道具


「アルマくん、あしたから12月だよ。12月は師走(しわす)といって、マミィが走り回る日なんだよね」
さっき、何だかぼくには訳のわからない事をマミィが言った。


外から戻って早くうさちゃんベストを脱ぎたくて暴れているところ
外から戻って早くうさちゃんベストを脱ぎたくて、また暴れた
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-第45章- 危険な庭

今日は忙しい天気で、晴れたり曇ったり、雪が降ったりしている。

少し晴れ間が出てきたときに、「お、外に行ける」とマミィはホクホクした。
ところが、準備をしている間に雪がちらついてきた。
ぼくがうさちゃんベストを着ることに抵抗していたせいもある。

それでもマミィは、雪が降ろうが風が吹こうがド根性で外に出る気満々のようだった。

雪の舞う庭
雪の舞う庭


 雪がぼくの顔に降りかかり、階段もぬれているので、ちょっと降りることをためらっていたら、
「どうした? ほらほら、降りておいで」と、マミィがしきりにリードをツンツンと引っ張る。
しょうがないなあと、ぼくも覚悟を決めた。

ガレージの裏側
ガレージの裏側


家の前の凍っている所を、マミィはおっかなびっくり歩く。
こういうのは、ぼくの方がスタスタと平気だ。
それから庭に入る。

少しつるつるが溶けてきた道
雨でツルツルが少し溶けてきた


庭を少し歩いたところで、ぼくがフンフンとニオイをかいでいると、「何だろう」とマミィがのぞき込んだ。
そして
「ゲッ」と低く叫んだ。
「何のウンチだろう?」

ぼくは3回めのワクチンが済んでいないので、まだちゃんとした散歩はできない。
それは、他の犬との接触が危険だからだ。
道端に残っているかもしれないオシッコやウンチも危ない。何かの病気に感染でもしたら大変だ。

だからこそ家の庭を歩いているのに、そこに動物の糞らしきものがあったのだ。
時々猫が通るような気はしていた。
でも、猫のウンチのように小さくはない。
どう見ても、犬、それも、かなり大型の犬の糞に見える。
夜に放して散歩させている人でもいるのだろうか。

ごくうさんのトイレ
庭の裏側。 ごくうさんがトイレにしていた所。 ここはきれいになっている


マミィはげんなりしたのと、すっかり気分がそがれてしまったのとで
「いやいや庭も案外コワイな…、安心して歩かせることもできやしない」と、早々に家に戻ってきてしまった。



今日マミィが焼いたパン
ちなみにマミィが今日焼いたチーズ入りのパン ぼくも食べたかったよぉ

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-第44章- 受けられなかったワクチン

今日は良い天気で、散歩日和だった。
早くアルマくんを散歩に連れて行き、思いっきり元気を発散させてやりたいとマミィは思った。

そうそう、今日は待ちに待った3回めのワクチンの日だった。
でも、マミィは昨日の夕方にぼくがした、形になっていないやわらかウンチが気になっていた。
下痢というほどのものではないのだが。

それで今朝のウンチをとっておいて、病院に持っていくことにした。
今朝はちゃんと形になっていたのだけれど、もしもコクシジウムがまた増えているのだとしたら、まずいから。

ワクチン、受けられなかった…
ワクチン、受けられなかったんだ



病院に行くと、何という種類なのかわからないけど、きっとものすごいおじいさんなんだろうなと思うような黒いわん子がいた。
パグとか、ブルドッグ系の顔をした黒いやつで、体型や大きさでいったらパグに近い。
そのおじいさんが、まん丸の目でぼくをじーっとにらみつけた。
ぼくは視線を合わさないように、どぎまぎしながら、あっちやらこっちやらをキョロキョロした。

「あ、わたし、何者でもありませんよ」って感じで。

じーっとまばたきもせずにぼくを見据えるおじいさんわん子を見て、マミィは「ヨーダにそっくりだな」と思っていた。
ヨーダというのは、『スター・ウォーズ』という古い映画に出てくるそうだ。
もちろん犬ではない。

病院の先生はぼくのウンチを調べて、コクシジウムはいないけど、未消化だと言っていた。
まだ食糞をしていることを聞くと、
「フードの量が足りないようなら、もっと増やしてください」と言った。
 
でも…と、マミィは思った。
「言われた通りの量をやってますよ」。
「体重も1日平均で120gの増加ですよ」。

ごくうさんの3ヶ月齢の時よりもフードの量はずっと多いし、体重の増加も大きい。

それなのに先生は
「ガリガリに痩せてますよ。あばらがさわれる」。

ぼく、がりがりなんだってさぁ~
子ブタちゃんだったはずが、ガリガリなんだってさぁ~


順調に体重が増加していると思っていたマミィは驚いた。
食べても食べても痩せるということは、もしかしたら、お腹に何か悪いものがつまっていて、栄養が吸収できていないのだろうか。

ついこの間までの、ペットシートをばらばらにしていたぼくの姿を思い出して、マミィはそれが気になってしかたがない。

「しばらく1回量130gを1日3回、ウンチの様子をみながらそれで大丈夫なら、140gに増やしてください」と言われたので、そのようにしてみて、もしそれでも太らないようなら、設備の整った大きな病院に連れて行って細かい検査をした方がいいのかもしれないと、マミィは考えている。


また散歩に行ける日が先になっちゃうんだよ
また散歩に行ける日が先になっちゃうんだよ…



マミィが「ウンチがゆるい」なんて言うから、5日分の薬が出て、ワクチンは5日後になってしまった。
ダディは、
「よけいな事を言わずにワクチンを受ければよかったのに」と言った。

でも、マミィは心に引っかかることがいっぱいあるので、おざなりにはできないのだ。











 









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-第43章- 嵐を呼ぶオンナ





朝は雨が降り、
道路の雪も氷も、溶けていた。


ところが、
これならお昼頃には晴れて
外に出られそうだな、という
マミィの期待は裏切られた。


9時半頃に雨が雪に変わり、
それどころか
たちまち吹雪になり、
雷まで鳴り始めたのだ。



大風が吹き、
家がしきりに揺れている。





外に行けるかな~
お外に行けるのかなあ~?





ちょうど1週間前、
ゆりたんが
1年半ぶりに
家に帰ってきたのだけれど、
この人がなかなか手ごわい。



ぼくがちょっとでもカミッとすると、
パシッと軽く鼻づらをたたかれ、
 「コラッ」 とピシッと怒られる。



そんなつもりはなくても、
遊んでいて
少しでも歯が当たると、
何回でもそれを繰り返される。



ぼくが根負けして
手をなめなめしたら、
 「よしよし」 と頭を撫でる。



ぼくは
前ほど強くは
噛んでいないはずなんだけど、

どうも、
マミィならOKの噛み方でも、
ゆりたんには 『ノー』 らしい。



先代犬のすずばあちゃんも、
ゆりたんのことは
ちょっと怖れていたし、

末っ子のマユチャンは
保育園児だった頃、
 「ゆりたんが一番怖い」 と、
よく言っていた。



当時高校生だったゆりたんは、
マユチャンにとって
 『親より怖い』 存在
だったのだ。



時々遊んでくれるけど、
この遊び方もまた、
ちょっとワイルドだ。





ちょっと怖いゾ~
ちょっと怖いゾ~




さて、このゆりたん、
『嵐を呼ぶオンナ』
と言われている。



行く先々で
悪天候をもたらす。



小・中・高の
それぞれの修学旅行の時にも、
台風や大雨にたたられたとか…。



頭の上に
黒雲を引き連れているのだと、
マミィが言う。



今日は、
前に勤めていた保育園の
同期の人たちと、
1年半ぶりに
会うことになっている。



このヒトがお出かけ…となると、
大荒れになる。




外は大荒れ
今日も外は大荒れ




「嵐を呼ぶオンナ、ご健在…」
 と、
マミィがつぶやいた。



「こんなに荒れていたら、
 アルマくんを
 外に連れていけない…」

 と、残念そうに。



外に行きたいなあ~
お外に行きたいよぉぉ~
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-第42章- 散歩に行きたい!!

今日は雨が降り、ツルツル道路は溶けてぐちゃぐちゃ道路になった。
マミィはツルツルよりも、転ばないぶん、ぐちゃぐちゃの方がまだマシだと思っている。

3回めのワクチンが済んでいないので、今日も庭をぐるっと周り、家の前の道路をうろうろする程度しか外を歩けないでいる。
体がどんどん大きくなって元気があり余り、ぼくはものすごく退屈して、体がうずうずしている。
早く本格的な散歩がしたい。もっともっと外の世界を知りたい。

早く散歩に出たいな…
このごろ元気をもて余しぎみで、退屈しているんだ



今日も外に出るときにうさちゃんベストにかなり抵抗して、マミィはそれを着せるのに一汗かいた。
最後にぼくは怒られたくらいだ。あれだけ抵抗するんだけど、外に出るとぜんぜん気にならないのは、自分でも不思議だ。


あさって、また病院に行って、何も問題がなければいよいよ3回めのワクチンだ。
それから1週間辛抱すると、散歩に行けるんだ。コクシジウム騒動があったせいで、何て長く待ったことだろうか。

1週間したらもう12月。
雪も本格的になるだろうし、道路も凍りつく。
マミィはちょっと気が重そうだけど、ぼくはものすごく楽しみにしている。

お家の中ばかりじゃ、つまらない
思いっきり外で遊びたいなぁ~

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-41章- 赤ちゃんから少年へ

ぼくの体重は12㎏になった。ぼくの成長には目を見張るものがある、とその速さに家族は驚いている。
「本当に手が大きいもんねぇ~」

顔つきも、もう赤ちゃんではない。きかん気な男の子になってきたと言う。そうかな…。

赤ちゃんから少年へ
もう赤ちゃんではない

人間でいったら、5歳くらいだとか。
相変わらずいたずらだけど、それが前よりも増したというふうではない。だからといって、おちついたというわけでもない。アルマくんはやっぱりアルマくんなのだ。
なかなかイイ子にはなれない。

相変わらずの悪さ
相変わらずの悪ガキぶり

まぁそんなものだろうとマミィは思っているので、別にがっかりはしていない。
それでも少しずつ色々なことを覚え、少しずついろんな事を考えているふうではあるな…と、楽観的だ。

いたずら三昧
いたずら三昧

最近のマミィの口癖。
「すずとアルマはラブ、ごくうは生まれながらの盲導犬」。
だからぼくには多くは望まないってこと。優等生でなくても、イイ子でなくても、楽しく一緒に暮らしていければいい。

すずばあちゃんはおっとりしたやさいしいラブラドール、ごくうさんは根っからの盲導犬のラブラドール、ぼくは超やんちゃな暴れん坊のラブラドール、たとえ同じラブでもいろいろなのさ。
少しずつ家族になっていくんだ。
そして一緒にいられることを幸せに感じるようになる。


遊んだ後…
ぼくが遊んだ後。今日はちょっとおとなしめ。いつもはもっとヒドイんだ…



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-第40章- つるつる道路

昨日とはうって変わって気持ちの良い天気。
朝からお日様が元気よく顔を出していた。
この天気なら、何の心配もなくぼくを外に連れて行けると、マミィはほっとした。

でも寒いので、やはり上に何かはおった方がいいだろうと着るものを探し出した。



確かにサイズはピッタリなんだけど~
サイズはピッタリなんだけど…


「え? これ?」 それを見た時、ぼくはちょっと固まった。
そして抵抗した。
悲しいかな、この家は三姉妹なので女の子の服しかないのだ。



う~ん、こんなん着せられました…
こんなん着せられました~


淡いピンクのうさちゃん付きのベストって…、いくらぼくが子どもでも、こういう可愛さはうれしかない。
さんざん抵抗を試みたけど、無意味だった…。

これで外に出ることになってしまった。



アルマくんは男の子なんだよー
アルマくんは男の子だぁ~


やだよ~、やだよ~
やだよ~、やだよ~



階段から外を見下ろすと、天気は申し分ないのに、溶けた雪が凍っていてツルツル状態。
最もマミィが苦手とし、最も恐れている状態だ。


つるつる道路
つるつる道路



ぼくはスタスタと階段を降りたのに、マミィは手すりにしがみついてソロソロと降りてきたので、ぼくが階段の一番下にトンッと着地したときには、マミィはまだ上の方にいてリードで首が引っ張られたので、ぼくはちょっと苦しかった。



案外気にならなかった
外に出たら、案外、うさちゃんベストも気にならなかった



家の前の道でも、マミィは恐る恐るソロソロと歩くので、ぼくまで前に進めない。
このツルツル状態はどうにもまずい。
マミィは、この冬こそ『滑らない靴』を買うぞと心に決めたようだ。


シャリシャリ
シャリシャリ…、こっそり氷を食べた…
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-第39章- 雪やこんこん

朝から吹雪いていた。
でも気温はそんなに低くないのか、小さな粒のさらさら雪ではなく溶けかかっているような大きな形の雪だ。
窓ごしなので、ぼくは「あれ?」と一瞬外を見つめたけれど、すぐに遊びに熱中してしまった。
だからせっかくの『雪』をしっかり見てはいない。

「これでは…」と、マミィはがっかりした。
「アルマくんを外に連れていけない」。

たとえ降りしきっていてもさらさら雪なら外に行けるけれど、こんな雪では体中びちゃびちゃになってしまう。
風邪でもひいたら大変だ。

それでもマミィは、ぼくのストレスと元気がたまってしまわないように、何とかしてぼくを外に連れ出したい。
少し前、「何か上に着せるものはないか」と、必死に探していた。


降りしきる雪
降りしきる雪


ふと、マミィはTVボードの上に飾ってあるすずばあちゃんの写真を見た。
「すずは雨の日も雪の日も、吹雪の日も嵐の日も、毎日朝晩散歩に行ったなぁ…」。

もっとも雨は好きではなかったので、大雨と大風の日にはトイレだけ済ませると、ものすごい勢いで家に向かって歩き始めたという。
反対にもっと歩きたい日には、頑固に階段の下で動こうとしなかった。

すずばあちゃんは散歩が大好きだったので、亡くなる前の日まで外に出た。
さすがにその日、
「体力を消耗するだけだから、もうやめた方がいいんじゃないの?」と、マミィがダディに言った。

本当に何日も何週間もまともに食べることも飲むこともできなくなっていたのに、よくもまあ、散歩になんか行ったものだ…と、マミィは思う。

病院に入って来る姿を見て、
「とても病犬だとは思えない足取りだね」と先生にも言われた。すずばあちゃんは基本的にとても頑強な体質だったのだ。

そうこうしているうちに、雪が小降りになり、マミィは張り切った。
「アルマく~ん、お外に行くよ~!」

う~ん、この服は…
もっとカッコイイ服はなかったのかなぁ


ぼく専用の腹巻きや上着はないので、古いベストを引っ張り出した
。本当は前あきで防水の、もっと着やすいベストがあったはずなんだけどなぁ…と思いながら、結局は見つけ出せなかったのだ。


雪♪
雪、雪、雪…


肉球が冷たい、冷たい。
ぼくはぴょんぴょん跳びはねた。
歩くとサクッサクッと音がする。
面白いね~、楽しいね~、ぼくは降ってくる雪にまみれながら、いっぱい跳びはね、走り回り、雪の中に顔を突っ込んだ。


楽しいな~ ♪
楽しいな~♪


本格的な雪はまだまだらしいけど、雪初体験を十分に満喫した。
もっとたくさん積もったら、今度はどんな遊びが待っているのかな。
ワクワクする。


ぴょんぴょん
ぴょんぴょん…

鼻も冷たい…
なんだか鼻も冷たいゾ
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-第38章- 再発?

夜の間にまた雪が降ったらしい。
今朝、庭にうっすらと雪が残っていた。
 
今日は天気が良かったから午前と午後の2回、庭に出た。
ぼくはしっかり遊んで疲れさせるとよく寝るので、マミィはできるだけぼくを外に連れ出したり、長い時間かけて思いっきり遊んでくれたりしている。

仕事が始まる時間にはぼくをケージに入れなければならないので、ぼくがぐっすり寝てくれれば安心して仕事に取り組めるのだ。


遊びながらうとうと…
遊びながらうとうと…



ところで最近ぼくが妙に水をたくさん飲むことを、マミィはとても気にしている。
大量に水を飲むから当然のように、オシッコの回数も多くなっている。
昨日は便もゆるくなってきた。
もしかしたらお腹の中でコクシジウムがまた増えてきて、活動を始めているのかもしれない…と、マミィは不安だ。
それとも、何か変な物をたべてしまったとか、ペットシートがお腹の中にたまっているとか…。

ダディは「今度の休みは日曜日だから、その次の休みの水曜日までは病院に連れていけないよ」と言う。

同じ内容を言うのでも、もうちょっと言い方ってものがあるでしょ…とマミィは不満だった。
少し様子を見るしかないということは十分わかっている。


すやすや…
すやすや… 


とにかく今は、ぼくの好奇心がとどまるところを知らず、何でも口に入れてしまうことが一番の問題で、噛み癖なんてそれに比べれば、マミィにとっては大したことではなくなってきている。
噛まれることに相当な耐性ができたのかもしれないが。

いやいや…、でも、最近はぼくの噛みもだいぶ少なくなってきていることは確かなんだけどね。

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-第37章- 大きな生き物

久しぶりに晴れたので、朝10時頃にまた庭に出た。
気持ちの良いお日様が出ていたけど、風がものすごく冷たかった。
ぼくが生まれたのは夏なので、こんなに冷たい風に触れることは初めてだ。
冬って、こんなに寒いんだ。
もっともこれはまだまだ序の口だとマミィは言う。

今日もまた庭をぐるっと3周くらいして、家の前をうろうろと歩いた。
家の前を3メートルほど行くと、小学校通りの道があり、時々自動車が通る。
マミィは前からぼくにそれを見せてくれていたけど、ザーッと音を立てて通り過ぎる姿は、まだ少し怖いので、車が通るとつい後ずさりをしてしまう。


外には初めてのことがいっぱいで…
外には初めてのことがいっぱいで…


それを見てマミィはいつも「臆病もんだなぁ」と思っているようだ。

だって自動車はぼくの何倍もあるんだし、大きな音を立てて走っていくんだよ、そりゃあ、怖い。


何かと腰が引けてしまうことが…ある
何かと腰の引けてしまうことが…あるのさ…
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-第36章- ゆりたん

 一昨日の道端の雪はすでに溶けてしまったが、手稲山はしっかり冬の山になっている。

雪景色の手稲山
手稲山はすっかり冬


 去年の5月から遠い所に行っていた三姉妹の長女ゆりたんが、今日、1年半のボランティア活動を終えて帰ってきた。

 1年半前にはまだすずばあちゃんは生きていて、ゆりたんはアメリカに旅立つ前の晩に、冗談のように
「すずはもう年だから、私が戻る時にはいないかもしれないし、今まで何も買ってあげなかったから」と新しい首輪をプレゼントしていった。
 すずばあちゃんはその首輪を3ヶ月くらいしか使ってないので、まだまだ新しいままだ。

すずの遺骨と首輪
すずばあちゃんの遺骨と首輪


 ゆりたんは、ぼくがゆりたんを家族としてちゃんと受け入れてくれるのか、ちょっと心配だったみたいだけど、部屋の中に入ってきた時に、ぼくが何の警戒もせずにシッポをふりふりしてまとわりついていたので、安心したようだった。
 でも
「私のことを何だと思っているのかなぁ…」と、まだカンペキには納得してはいない様子だ。

それに
「思っていたよりも大きい」とも言った。もっと小さい子犬だと思っていたようだ。
 実際はまだ3ヶ月の子犬なんだけど、ぼくはラブだから大きくなるのが早いんだよ。

 ゆりたんが旅立つ少し前の3月11日に東日本大震災があって、ゆりたんが働いていた保育園では被災地に保育士を派遣しようという動きがあった。その時にはすでに今回の仕事に旅発つ日が決まっていたので、ゆりたんはそれには志願しなかったけれど、もしもそれがなかったら、被災地に保育士として行きたかったようだ。

 今日もぼくのシッターに来てくれたあーちゃんや、今日戻ってきたゆりたん、そして受験生のマユチャン、三姉妹とぼくの家族としての新しい頁が、今日から始まる。

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-第35章- 11月19日

今日はぼくが生まれてから3ヶ月めの誕生日。
この家に来てからは1ヶ月と10日が過ぎた。
 
今朝体重を計ったら、10.9㎏に増えていた。
病院では1週間で1㎏くらいの増加が目安と言われている。
ちょっとそれよりも多めなようなので、
「いいのかなぁ、こんなに増えて」と、マミィはちょっと心配している。

庭に出たら、雪がほんの少し残っていた。ぼくはそれをパクッと食べた。

マミィはぼくが何でも食べてしまうことを気にしている。
庭にある石っころも口に入れる。
花や落葉も口に入れる。
好奇心が旺盛だからなのだろうとは思いつつも、マミィはそれがお腹に入ってしまうのではないかと、心配でならない。

ぼくがハグハグしていると、必ず手を突っ込んで指で口の中を探る。
時には喉の奥の方まで指を突っ込まれて、ぼくはオエッとなることもある。
そしてもしも何か入っていたら、すぐに掻き出されてしまう。

ああ…、せっかくのぼくの楽しみが…。


何でも口に入れたくなってしまうんだ…
何でもすぐに口に入れたくなってしまうんだよ…



ぼくのしている事には『問題行動』といわれるものが多いらしく、先代犬さんたちにはそういうことはひとつもなかったので、マミィにとっては初めての経験のオンパレードなのだ。
 
ここに来たばかりの頃、マミィはぼくが四角い目をしているような印象を持った。
それが今はまあるい目になってきたし、そばに行って甘えるようにもなってきたとマミィは感じている。
 
昼間はごくうさんのように、マミィの金魚のフンをしている。

マミィは確かに少しずつぼくが変わってきているとは思っている。
それでも、ぼくのあまりの悪ガキぶりに、いらつくことがしばしば起こる。

あけておくれよ~
あけておくれよ~
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-第34章- カミナリ


今日は日曜日。朝から外は大荒れ模様。
でも雪は降っていなかった。期待していたんだけどな。

午後になってますます大荒れになり、ミゾレが降ってきた。
『ミゾレ』というのは、雨と雪が混ざったものだから、冷たい雨みたいなものか。
 
マミィが遊んでくれたのでまたしきりにカミカミしていたら、マミィの堪忍袋の緒が切れて、
「いーかげんにせぃ!」と、ぼくはぶっ飛ばされた。


ぶっ飛ばされました
ぶっ飛ばされましてん



ちょうどその時に外でドドドドドーン! とものすごい音がして、家が大きく揺れた。
あれはカミナリというんだそうだ。
その前には遠くの方でゴロゴロ、ゴロゴロとしきりに違う音が鳴っていた。
ピカピカと光る稲光というのもあるそうだけど、それには気がつかなかった。


カミナリも鳴りましてね…
家も揺れましてん… 驚きですね…



マミィは子どもの頃その稲光が大好きで、カミナリが鳴るといつも窓をあけて「きれいだな~」と見とれていたそうだ。
いつもいつも窓を開けっ放して梅雨時にそんな事を繰り返していたら、ある日マミィの部屋の隅っこに不気味なキノコが生えてきて、あわててそれを抜いたそうだ。
もちろん叱られるから、家の誰にも内証にした。

その日から、窓をあけたままで稲光を見るのはやめたにしたとか。

今日はその後ますます荒れまくって、パラパラパラパラと音を立ててアラレも降ってきた。
アラレは雨が凍ったかたまりなんだって。

さっき外を見たら、少しだけ雪が道路に積もっていた。
雪の降っているところを見たかったなぁ。
ぼくの初雪体験、いつになるのだろう…。


少しだけ積もった雪
ほんの少しの雪…
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-第33章- 冬が来た

せっかく外の階段を降りられるようになったのに、今日も雨で外には出られなかった。
外に出るといってもまだ散歩はできないので、庭を3周くらい回って、家の前の道路をウロウロする程度なんだけど、それでも気分はだいぶ違う。

マミィはできるだけぼくを疲れさせて、家の中での悪さを減らそうとしている。


こんな階段
外の階段はこんな感じ

 
雨で外に出られない日は、家の中の階段を3回くらい昇ったり降りたりして、マミィがリビングから廊下に投げたボールを拾いに走ったりもする。
これがけっこう疲れる。
それからマミィになでなでしてもらったりしながら遊ぶ。


頑張ったでしょ
子犬なのに、すごいでしょ! 頑張ったでしょ



今日は朝からずっとびっしり5時間くらい遊んでもらったので、ぼくは大満足して、3時半から6時半くらいまでずっとケージの中で寝ていた。
それでも相変わらずついつい『カミッ』としてしまうので、5時間も遊んでいるとマミィの手の傷が増える。
 
明日は最高予想気温が7℃で、最低気温は2℃だそうだ。それがどういう感じなのかぼくにはわからないけど、すごく寒いらしい。
雪の予報が出ているくらいだから。

初めて見る雪がどんなものなのか、ぼくはちょっと楽しみにしている。
マミィはげんなりしているけれど。


家の前
家の前だよ 


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-第32章- 新しいケージ

夜寝る時、ぼくは自由にさせてもらっている。
サークルの中で寝てもいいし、お気に入りの入れ物で丸くなったり、ぼく専用の布団で寝ることもできる。サークルの鍵はかけられていない。

それでも夜の大半は、自分からサークルの中に入っていって寝ている。だから、別にサークルの中がキライなわけではない。

それなのに、悪いことをして時々サークルに入れられてしまった時には、「出して~、出して~」と大騒ぎする。
中でゴリゴリ床をひっかいたり、サークルに飛びついてガリガリしたりする。
そういう時サークルの中はめちゃくちゃになるし、案外簡単に動いてしまうので、もう少し力が強くなったらひっくり返したりできるかもしれない。

ダディはこの暴れ振りに今までのサークルでは頼りないなと心配になり、頑丈なケージを注文した。
それが今日、届いた。

「おお! これは頑丈だね!」と、ダディはご満悦だ。


気に入らないわけではありません
ちょっと狭くなったよ



今までのサークルは白い色だった。今度のは黒くてどっしりとしている。
今までよりもちょっと狭くなった感じだけど、高さはかなりゆとりができたので、ぼくが大きくなっても頭がぶつかったりはしないだろう。
鍵が頑丈にできているのは、ちょっとぼくとしてはうれしくないが。
全体的な雰囲気としては、特に違和感がない。

今までどおり安心して、ひっくり返ってお腹を出して寝たし。


ふてくされているわけではありません
ふてくされているわけじゃないよ、眠いんだ…



これからも、いやな時にはやっぱりガリガリして暴れるつもりだけどね。
だって、ぼくはアルマくんだぜ。


イエーイ
イェーイ!
 

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-第31章- 大失敗

ぼくのできることが少しずつ増えてきた。
「スワレ」と「マテ」はずいぶん早くからできたけど、最近は「フセ」も覚えた。家の中の階段ならもう朝飯前だし、外の階段だって降りることならできるようになった。昇るのはまだ半分くらいだけど。


新しいオモチャ
新しいオモチャ♪ うれしいな♪



ところが、夕べどうしたことかぼくは、ダディのお布団にオシッコをしてしまったのだ。当然のことながら、ダディは激怒して、
「コイツはとことん痛い目に合わせないとわからないんじゃないだろうか」と言い出した。 …怖い。

「アホじゃないの、そんな事をしたら性格がひねくれる」と、マミィがつい口を滑らせたので、さらに怒りが増してしまった。 …怖い。
 
ごくうさんからもらったお布団のこともあるので、マミィはどこかで「布団にオシッコをしてもいい」というスイッチが間違って入ったに違いない。一体どこでそんなことになったのかと、頭の中であれこれぐるぐるとこの数日のことを思い巡らしてみたけど、結局、何も思い当たらなかった。

何とかそのスイッチをオフにできないものだろうかと、今は考えている。

そしてぼくは、怖いからダディの前ではいい子にしようと努めているのに、それでもついつい失敗してしまうんだ。



気に入ってます
パプパプと音がするんだよ




今日は晴れたり曇ったりの天気で、布団を干すのにいい日和りではなかったけど、ダディの布団を干すことにした。

「皆さん、決してダディがオネショをしたのではありません!」



新しいオモチャ
ふわふわしていていい気持ち



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-第30章- 受け継いだもの

ごくうさんはすずばあちゃんからいくつかのおもちゃを引き継ぎ、ごくうさんの代で壊れてしまったものもあるので、ごくうさんの時に新しく買ったおもちゃを今度はぼくが引き継いでいる。

もちろんその中でダディたちが一番大切に思っているのは、ごくうさんの首輪だ。
これは、ぼくがけっこう頻繁に首をチャッチャッチャッと掻くので、最近、少しすり切れてきた。

ごくうさんは、夜、専用の布団を使っていた。
ケージの中で寝たり、その布団で寝たり、自由にしていた。
ぼくも最近、この布団を引き継ぎ、夜はこの布団で寝たり、サークルの中で寝たり、ごくうさん同様に好きなようにしている。

アルマくんが夜使うお布団(ごくうさんのおさがり)
アルマくんが夜使うお布団(ごくうさんのおさがり)



ところが、新しいペットトイレが来てから、何だかいろんな事が狂い始めている。
ペットトイレでも1日のうちの何回かはウンチやオシッコをするけど、何故かそこを避けてしまうことが多くて、それまでほとんどトイレの失敗のなかったぼくが、1日中粗相ばかりするようになってしまった。
 
昨日は、庭から戻った時にごくうさんから引き継いだ布団の上にオシッコをしてしまい、今日も庭から戻った時に、そこでお座りの姿勢のままジャーッとしてしまった。

「なに、なに、アルマくん、そこで何してるの?!」と、マミィが驚いて声を上げた。
「え~、だって~、出ちゃったんだよぉぉ~」。(あのトイレ、好きじゃないんだも~ん。)

それでもペットシートをそのままで置いておくことは避けたいので、今はあのトイレを使うしかなく、マミィも本当はぼくが好んでいないものをわざわざ使いたくはないんだけど、他に方法も見つからず、しかたないな…と、粗相の後片付けを1日に何回もすることになる。

アルマくん、大暴れです
アルマくん、大暴れです


でも、この、布団での粗相はかなりにショックだったらしく、
「もう、この布団は二度と使わないから!」と怒ってしまった。

昨日は晴れていたから洗った後外に干せたけど、今日は干せるような天気ではなかったことも理由のひとつだ。
洗濯機で洗って乾燥するのには、大きすぎるし。

コワイですか~?
もしかして、ぼく、コワイですかぁぁ~?


ご飯の量を増やしているのにもかかわらず食糞はおさまらないし、噛み癖やペットシート遊びとの格闘…、まだまだマミィの悩ましい日々は続きそうだ。


すみません…
たいへん申し訳ございません…
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-第29章- 雪虫

札幌に来た次の年、マミィは英語教室を始めた。

その冬、生徒たちの「雪虫が出た!」という言葉を聞いて、マミィはふわふわした白いきれいな虫を頭に思い描いた。
ところが初めて見るそれは、実際にはぜんぜん白くなく黒っぽくさえ見えるくらいで、ふわふわもしていないただの羽虫だった。
しかも大量に群れをなして飛び交って体にくっつくから少し気持ちが悪くて、何だかがっかりした。

雪に似ているという意味ではなくて、この虫が飛び始めると「もう少しで雪が降る」というお知らせみたいなもので、『雪虫』と言うらしい。
 
今年はまだ子どもたちの「雪虫が出たぁ~!」という言葉は聞かないので、雪が降るのはもう少し先なのかもしれない。

お…、おじーさんですかい?
え…、おじーさんですかい?


ここに越してきた数年は毎年判で押したように、11月1日になると雪が降ったものだという。
その後またしばらくは降らなくて、本格的に降るのは11月下旬か12月に入ってからだったそうだが。

今年は夏の終わるのが遅かったから、雪の降るのもずれ込んで遅いかもしれないというのがマミィの予想だ。


いいえ~、かわいいアルマくんですよ~
いいえ~、かわいいアルマくんですよぉぉ~


今日、体重を計ったらぼくは9.9㎏になっていた。
コクシジウム騒動の頃ぼくが痩せこけてきたので、ようやく順調な増え方になり、ダディもマミィもちょっと安心したようだ。

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-第28章- 玄関マット

近くにドクターヘリを飛ばしているようなとても大きな病院があるので、救急車のピーポーピーポーは、毎日朝と言わず昼と言わず頻繁に聞こえてくる。
この音にもだいぶ慣れてきて、ぼくもいちいち耳を立ててじーっと聞き入るようなことはなくなってきた。
 
マミィは毎日あれこれと用事が多い。
ご飯のしたくをしている時には、何かもらえるかもしれないのでぼくはおとなしくしている。
掃除機を動かしている時には、面白そうなので後にくっついていく。

一番退屈なのは、マミィがパソコンをしている時だ。
それでも、その前にいっぱい遊んでくれたら、疲れて眠ってしまうこともある。
この間はしっかり2時間近く遊んでくれたので、マミィが用事をしているのが見える玄関マットの上でぐっすり寝ていた。

これはわんぱく者のアルマくん
わんぱく者のアルマくん


それを見て、マミィはごくうさんを思い出したようだ。
玄関マットは、マミィがパソコンで用事をしている時にごくうさんがいつも寝ていた場所だ。

マミィがパソコンをしていると、「遊んで~、触って~」…と、手を鼻でツンツンと押した。
それでも忙しくしていると、クーンと鳴いてリビングに行って寝ていたり、玄関マットで寝ていたりした。

あんなに短い間しか一緒にいられないというのがわかっていたら、もっともっとたくさん遊んだのにと、マミィはとても後悔している。

優等生のごくうさん
どこに行っても「おとなしくていい子ね」と言われた、優等生のごくうさん


ぼくは鼻でツンツンではなく、「遊んで~」と、いつもマミィの手をカミッとする。
今日はマミィはそれを無視して忙しくしていたので、あきらめて玄関マットで横になったら、眠くなってしまった。
 
ぼくがこの家に来たのはごくうさんが亡くなって2ヶ月ちょっとだったから、まだごくうさんのニオイが残っている。

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-第27章- お庭デビュー

玄関を開けて外階段の上に立ったぼくの腰は、完全に引けていた。腰を落として、首を伸ばし、しきりに鼻だけをヒクヒクと動かした。
吹く風といっしょに鼻に入ってくるいろいろに混じり合ったニオイ、様々な音、…ちょっと怖い。
 
階段の上でしきりに鼻をヒクヒク
階段の上でしきりに鼻をヒクヒク…


前から時々、マミィがぼくを抱いてこの場所に立ち、
「ほ~ら、お外のお勉強だよー」と言っていたことはあるが、自分の足で立つのは初めてだ。
病院に行ったときにも、ダディが抱いていてくれた。

首だけうーんと伸ばしてニオイを嗅ぐ
首だけうーんと伸ばして、ヒクヒク…



そんなぼくの姿を見て、マミィはふと思った。
もしかしたら、『恐いもの知らず』と思っていたアルマくんが、わが家のラブの中では一番警戒心が強いのかもしれないと。

すでに冬囲いがだいぶ進んでいる庭
すでに冬囲いがだいぶ進んでいる庭


 リビングから初めて廊下や他の部屋に行けるようになった時にも、ぼくは腰を低く落とし、そろ~り、そろ~りと用心しながらゆっくり歩いた。
これはマミィにとっては初めての光景だった。
ちょっと小心者だと思っていたすずばあちゃんも、かなりの慎重派だと思っていたごくうさんも、リビングのドアを開けたらトットット…と何のためらいもなく出て行ったし、外階段の上に初めて立ったときにも、特別な緊張感はなかった。


それでも片隅には花が残っていたりする
冬が近いとはいえ、片隅には花が残っていたりする



 そういえば、リビングにいる時にも、外で救急車のピーポーピーポーが鳴ったり、どこかの家の犬の鳴き声がすると、ぼくは気になって、しきりにじーっと耳を立てて聞き入っている。
すずばあちゃんやごくうさんは、そういうことに無頓着だった。
先代さんたちは、確かに環境になじみやすいタイプと言えるのだろう。この家に来た初日からリラックスしていたし。


初めてのお庭体験
アルマくんの『初めてのお庭体験』


そんないくつかのシーンを思い出しながら、ある意味、ぼくが一番『犬らしい犬』なのかなと、マミィは思ったりもするのだった。


トトロでメイが駆け抜けた所みたいでしょ…ちょっと腰がひけてます…
『トトロ』でメイが駆け抜けた所みたいでしょ…
 まだちょっとへっぴり腰かな…



そして今日は、2回も庭に出た。
少しずつ外のニオイや音にも慣れてきた。
階段を自分で降りたり昇ったりするような余裕はないけれど。


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-第26章- ペットシート

最近のぼくがお気に入りの遊びは、ペットシートを食いちぎってバラバラにすることだ。
もし誰かに見つかったら、ダーッと走って逃げる。
この追いかけっこバトルもまた、ことのほか楽しいゲームだ。
もちろん、家族の誰にみつかっても怒られる。
ダディは特に恐いから、ダディがいる時には決してしない。

これをあまりにもシツコク繰り返すから、マミィやマユチャンはほとほと疲れてしまって、この遊びは大抵ぼくに『サークル送りの刑』をもたらす。

ぼくのこの楽しい遊びも、マミィたちにとってはかなりなストレスらしく、ぼくの目やお腹の中に入ってしまったらよくないからと、マミィはあれこれと策を練っている。
すずばあちゃんの時にもごくうさんの時にも、マミィが経験しなかったことだ。
 
マミィは今、できればペットシートを置きたくない。
それで、まだワクチンが全部済んでいないので散歩はできないが、1日に何回か庭にトイレをさせるために出ていくのはどうかと考えている。

庭…、ぼくにとっては未知の世界だ。

それでも、まだまだ外でトイレができるようになるまでには時間がかかるだろうし、と、結局、ダディの提案でメッシュが上についているペットトイレを買ってきた。
でも、見慣れない物がいつものトイレの場所にあったから、ぼくはそれを飛び越えて、床の上でオシッコをしてしまった。
2回目には、ちゃんとそこでできたけど…。


ペットトイレ

いくらぼくがアルマくんだって、嗅ぎ慣れないニオイ、見慣れない初めての物、突然にそんな所でできないよ。 



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-第25章- 秋の長雨

よくもまあ、こんなに毎日どんよりした日が続くなぁと、ぼくもマミィもちょっとうんざりしている。
しかも、この長雨が終わる頃には冬が来る、と言っても、ぼくは『冬』がどんなものなのか、まだ知らないんだけどね。

最近マミィは手稲山の写真を撮ろうと何度も試みているんだけど、いつも雲に隠れていて見えない。

どよよん天気
どんより天気で手稲山が見えない… 


マミィは温かい所で生まれ育ったから、北海道の冬は苦手。特にツルツル道路が恐いらしい。
マユチャンが小さかった頃、手をつないで歩いていて、マユチャンではなくマミィがすってんころりんとなった時に、その勢いでマユチャンが遠くに吹っ飛んでいき、マユチャンが大泣き。
どこかのおばあさんがすれ違いざまに「あらあら…」と笑った。

でも、つるつる道路で転んだときには、恥ずかしさよりも痛さの方が大きいようだ。
すずばあちゃんも散歩中につるんつるんつるん…と滑って、おたおたしていたことがあるようだ。
四本の足でも立ち往生するのだから、二本足だったら、さぞかし大変だろう。

さて、どよよん続きの日々にも関わらず、ぼくはぐんぐん大きくなっている。
ぼくがもうスタスタと階段を昇り、トントントンと一人で降りることもできるようになったので、ダディが写真に撮ったら、前に撮った時から3日くらいしか経っていないはずなのに、ずいぶんと成長していて、
「あらぁ~、ものすごく大きくなってるねぇ~」とマミィが感心していた。

大きくなった~
大きくなった~

ごくうさんの時にもそういう成長期があって、ケージの中で坐っている姿を見ては、
「あ、さっきよりも大きくなっている!」とマミィはよく驚いていた。
「そんなわけないだろ!」とダディに突っ込まれていたが。

それはまるで1時間ごとどころか、1回目をつぶってばっと目を開けたら大きくなっているような感じだった。
すずばあちゃんのときにはラブの成長の速さなんて知らなかったから、気がついたらすでに成犬の大きさだった。
ごくうさんの時には、ラブが小さい期間は本当に短いから、その小さなカワイイ時期を大切に過ごしたいと考えていた。

ぼく、アルマくんの場合はもっと違っていて、
「コイツはわんぱくだから、体が小さくて制御できるうちに何とかしっかりと躾けておかなくては…」
ということだそうな。ある種の危機感だとか…。

スタスタ
もうスタスタ昇って降りられる…
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-第24章- 初冠雪

ぼくの住んでいる家から、手稲山というのが見える。
いつも11月頃に雪が降るのだが、ずっと忙しくしていたマミィはこのごろTVをぜんぜん見ていないうえに、新聞もまともに読んでいなかったので、もう1週間ほど前に、すでに手稲山に初冠雪があったなんてことを知らなかった。

この間オトナの英語クラスで
「今年はまだ手稲山には雪が降っていませんよねぇ?」と聞いて
「もう降りましたよ、1週間ほど前に」と言われたので、何も知らなかった自分に驚いてしまったようだ。
 
相変わらず睡眠不足が続き、ヨレヨレに疲れている様子で、ぼくの悪戯にも、時々プッツンと切れる。その場合、大抵はサークルの中に放り込まれてオシマイになるんだけど。


でも、ペットシートをひっぱり回してぼろぼろにするのはものすごく楽しいし、スリッパを囓るのだって、マミィやマユチャンにカミッてするのだって、気持ちが浮き浮きするから、やめられないんだ。



ガリガリくん
磨き用のトーイボーン、
マミィは『ガリガリくん』と呼んでいる



ペットシートには吸水成分が入っていて、それがお腹の中に入って腸閉塞にでもなったら困るから、それでマミィはきつく叱るようなんだけどね。



カミカミ対策
この『ガリガリくん』は、
ぼくのカミカミ対策でもある


 

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-第23章- 5種混合ワクチン

今日はまた病院に行って、便の検査をしてもらう予定だった。
ところがマミィが朝6時の便をうっかりトイレに流してしまい、8時の便はぼくが食べてしまった。
 
ぼくの一日の便の回数は大体朝、昼、晩の3回+1回くらいで、そうそう頻繁に出るわけではないし、午後1時からマミィの仕事が始まってしまうので、今日はもう病院には行けないだろうと、すっかりあきらめていた。

ところが、ぼくにしてはめずらしく11時50分にもう一度をしたので、
「おお! ぎりぎり12時までの診察に間に合うか」と病院に電話して、
「これからでも大丈夫ですか?」とたずねるとOKという返事だったので、それからあわてて病院に行くことになった。

病院で調べてもらうと、今回もコクシジウムは見あたらなかったので、ようやく5種混合のワクチンを受けることができた。

でもまだまだなんだな、これが。

11月28日にもう1回ワクチンを受け、それからさらに1週間してからようやく外に出られるのだそうだ。つまり、12月になるまで外に出られないってことで、あと1ヵ月も待つということなのだ。

いやはや、先の長い話だ。

先生が「今どきコクシジウムなんて、めずらしいな。よっぽどドワーッと犬がいっぱいいる所なんだろうな」と言った。そうなのか、今どきめずらしい事なのか…。
ダディもマミィも「へぇ~」という顔をしていた。

「注射をしたので、今日は静かにさせてください」と先生に言われた。
マミィは
「コイツを静かにさせるのは至難の業だな」と思ったのだが、午後からのぼくはワクチンのせいで少し熱っぽくてだるく、ぐったり気味でおとなしかったので、マミィの心配は無用だったようだ。

ちょっとぐったり…
ちょっとぐったり…


今日、ぼくにとって何よりもうれしかったのは、ぼくの食糞が治まらないという話を聞いた先生が、
「ご飯が足りないのかもしれません。もっと増やしていいですよ」と言ってくれたことだ。

ダディたちは
「そんなに増やして、またブーちゃんになるんじゃないか」と心配だったようだけど、
「7ヶ月くらいまでは思いっきり与えていいです。
どんどん大きくなる時期ですから。
この子はうんと大きくなりますよ」と言ってくれたのだ。
ぼくの手の大きさを見ての言葉だ。

これからは思いっきりご飯が食べられるゾ!


マテをさせられているところ
写真を撮るために
『マテ』をさせられているところ


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-第22章- もうすぐ冬

いつもの札幌なら8月中旬を過ぎると涼しくなるのに、今年は9月下旬になっても暑い日が続いた。
めずらしく長い夏だったうえに急に気温が下がったので、マミィは紅葉する間もなく冬が来てしまうのではないかと思っていた。
それでも庭の栗の木や桜の木は紅葉して、葉っぱもだいぶ落ちた。

庭の栗と桜の木
ほとんど葉の落ちた栗の木と桜の木

ぼくの悪さが過ぎるのは、元気があり余りすぎているからかもしれないとマミィは考え始め、早く散歩に連れていけるようにならないかと、心待ちにしている。
とにかくコクシジウムなんかのせいでワクチンがもう3週間も遅れているから、なかなか外に出られるようにならない。
明日また病院に行く予定だけど、うまくいってワクチンが打てても、さらに10日くらいは外に出るのを待たないといけない。

「外に出られるようになる頃には雪が降ってきてしまう」とマミィは気が気でない。

散歩といっても、まだまだ子犬だから最初はせいぜい5分か10分程度のものなんだけど、それでもぼくの好奇心や元気がそれで発散されるのではないかと、マミィはささやかな期待をしているのだ。

階段の訓練は順調で、昨日は5段まで昇ったし、今日は練習では6段まで行った。
ついさっきは、マミィが掃除機をかけている時に後を追って、つい、階段の一番上まで行ってしまった。
降りるのは怖かったけど、何とか降りた。

時々マミィの目を盗んで一人で、5段めくらいまでは昇ったり降りたりして遊んでいるから、案外みんなが考えているよりも早くにマスターできるかもしれない。

なになに
なに、なに、なぁ~に~?


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-第21章- 猫っかぶり

 昨日までの大荒れ模様がウソのように、今日は気持ちの良い天気だった。リビングにはぽかぽかと日が当たり、ぬくぬくとして眠気を誘った。

 今日はダディが午後からの勤務なので、昼少し前まで家にいた。その間ぼくがひどくおとなしかったので、マミィはどこか具合が悪いんじゃないかと心配をしたくらいだ。

ぬくぬく寝とりました…
ぬくぬくと寝とりました…


 ところがダディが家を出た瞬間にぼくが突然トイレシートをくわえて駆け回り、シートをバラバラに噛みちぎるのを見て、ダディがいる時といない時とのあまりの豹変ぶりにマミィはあきれかえった。

 何度叱ってもやめないので、最後にはまたサークルに放り込まれてしまった。時々マミィはサークルの前でぼくに長々しい説教をするのだが、サークルの中でしょげかえるぼくに向かって、今日は冷たく一言だけ放った。

「少しは学べんのかい?!」。

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-第20章- 階段トレーニング

ぼくが今住んでいるこの家は、二世帯住宅だ。
1階にはダディのお父さんとお母さん、つまり三姉妹とぼくにとってのおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいて、ぼくたちの住まいは2階と3階にある。

玄関は別になっているので、ぼくたちの家に入るためには外の階段を上がる必要がある。
だから、散歩に出かけられるようになったら、その上り下りができないといけない。
ラブは成犬になったら30㎏を超えるから、ダディやマミィがぼくを抱いて上り下りをすることはまず無理なんだ。
 
そういう意味で、この家で暮らしていくために第一に必要な訓練は家の中でのトイレであり、第二に待っている訓練が外の階段の昇降ということになる。

コクシジウム騒動で第2回めのワクチンが延び延びになってしまい、外にはまだ出られないけど、もし来週もコクシジウムが便の中にいなければ、今度こそワクチンが受けられる。

ワクチンの後10日くらいしたら少しずつ外に出られるようになるはずだから、それまでに階段の訓練が必要だね…と、今晩、家の中で1回だけ練習をした。

ごくうさんは素直な子だったから、ダディがリードをつけたらしっかり後について練習ができたようだけど、ぼくはアルマくんだから、そうはいかない。

そこで食い意地が張っているぼくの性格を利用して、ダディはおやつで釣ることにした。
おやつといっても、ごくごくちっちゃいちゃっちゃい豆粒ほどのクッキーがひとつ。
これに釣られてしまうぼくって、ちょっと情けないような気もするんだけど。

目の前におやつが…
目の前に豆粒ほどのクッキーがひとつ



まずは、数段昇って何とかクッキーにたどりついた。
そして無事に降りることもできた。


おやつにつられ…こんな小さいクッキーにつられ…




ところが、誰も見ていないスキに、もっとクッキーがないかと一人で上に昇ってしまったら、今度は降りるのがものすごく怖かったので、ちょっとトラウマになったかもしれない。

ひとりで昇っちゃった…
こんな上にまで行ってしまった


その後でまたダディが練習しようとしたら、何回クッキーで誘われても、昇れなくなってしまった。
それで、ダディは今日のところはあきらめたんだけど、これからまだまだ特訓の日々が続くらしい。

必死に降りるハメに…
必死で降りた~ 怖かった…

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-第19章- 低気圧

1週間が瞬く間に過ぎて、また土曜日がやってきた。
マミィは今日も研修だ。

マミィが寝床に入るのはたいてい夜の12時を過ぎる。
ぼくの具合が悪くなってからはぼくのトイレのために、夜中の2時半過ぎ頃と4時半あたりに起き、朝はダディのお弁当を作るために、どんなに遅くても7時には起きないといけない。
もちろん昼寝をしている暇はない。
そんなわけで、ここのところ睡眠不足気味で、ちょっとイライラすることが多いようだ。


マユチャンのケージ
ぼくの代わりにマユチャンをサークルの中に入れてみたよ


ぼくのカミグセは前ほどひどくなくなったとはいえ、まったくなくなったわけではなく、マユチャンやマミィが歩いていると足にカプッと食らいつき、スカートやエプロンに歯でぶら下がる。
こういう時には何度怒られてもしつこく繰り返し、遂にはマミィにサークルに放り込まれるハメになる。
まぁそれでも、マミィが傷だらけになるような事はなくなったのだけれど。

それは、ぼくが少し落ち着いてきたからなのか、マミィの防衛力が高くなったからなのか、定かではない。


ぼくのお部屋
「落ち着くなぁ~」って、ダディ、そこはぼくのお部屋だよ~(^_^;)



ここのところ、まるで台風並みに大荒れの天候が続く。
そんな中を、マユチャンにぼくのシッターを頼み、疲れた体を引きずるように、マミィは研修に出かけていった。

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-第18章- 再び病院へ

この間病院に行ってから1週間以上がたった。コクシジウムをやっつける薬もなくなった。
今日、ダディは仕事が休みだし、
「1週間後にまた来てください」と言われていたので、今朝また車で、近くの病院に行った。

またもや、ぼくは車の中でフンフンと鳴いて、ダディに
「やんちゃ坊主ほど気が小さい」
と言われてしまった。

病院の待合室で椅子に坐ったら、60代くらいのどこかのオバチャンが
あらぁ~、めんこい! 何が起こったの? めんこい、めんこい!!」
そして、しばしそこにいる人たちみんなで、ぼくの事を
「カワイイ」だの「いい子」だの言ってほめそやした。
「頭のいい子はいたずらなのよ~。何にでも興味をもつから」などとしきりに言っていた。

そんな風にまわりが騒いでいる間に、先生がぼくの便を顕微鏡で調べ終わり、
「虫はいなくなってる」と言った。
 いつから便が固まった? とか、いろいろ様子を聞いてから、先生は
「1週間薬をやめて、様子を見ましょう。その間にも、もし固まっていないような便が出るようなことがあったら、すぐに来てください」と。

それからごはんの量についても教えてくれた。
「もっと増やしていいですよ」と聞いて、ぼくはとてもうれしくなった。
だって今まで、とてもとても足りなかったんだもの。お腹が空いてしょうがなかったんだ。

「少しずつ増やしていって3ヶ月齢で300gになるようにしてください」。


子豚ちゃんじゃないよ
もうぜんぜん子ブタちゃんじゃないよ



マミィはここのところぼくがずいぶん痩せてきていて、写真にとっても何だかげっそりとやつれているような感じで可愛くないな…と思っていたので、虫がいなくなったこととあわせて、ご飯の量を増やせることにもほっとしていた。

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-第17章- あーちゃん

 10月27日、土曜日。
 今日はマミィの仕事の研修日。朝9時頃に家を出て、帰ってくるのは午後2時半過ぎになる。

 マミィはこの家で、もう20年間も英語教室をしている。生徒の人数は、多い時には60人近くいたけど、今は40人くらい。生徒は2歳児から60代までいる。4年くらい前は、最年長の生徒は84歳だった。
 月曜日から金曜日まで、毎日午後に始まり、夜9時過ぎまでクラスがある。去年は土曜日も仕事だったけど、あまりにも疲れるので、今年から土曜日のクラスはやめた。

 木曜日に病院で薬をもらって、翌日にぼくの下痢はだいぶ落ち着いたんだけど、まだまだ油断はできないので、長時間サークルの中にぼくを閉じこめておくわけにいかないと、マミィは困ってしまった。

 ダディは仕事で、マユチャンは学校がお休みだけど、朝早くに私立高校の学校見学に行くと言っている。中学3年生はなかなか忙しいのだ。

 苦肉の策で、マミィは三姉妹の次女である『あーちゃん』にメールをし、お休みかどうかの確認をした。あーちゃんは今、介護施設で働いていて職場の近くに住んでいるので、この家にはいない。

 幸いなことに今日は夜勤なので、マミィが帰ってくる時間までは『ドッグシッター』ができるという。あーちゃんには、ごくうさんの時にも時々シッターをしてもらっていた。それでマミィは何とか研修に出かけてゆくことができた。

 先代犬のすずばあちゃんは、家族の中では誰よりもこのあーちゃんが好きだった。すずばあちゃんが亡くなった日、あーちゃんはすずばあちゃんの亡骸に添い寝するように横になって、体を愛しそうに撫でながら、長い時間、静かに泣いていた。

すずばあちゃん1歳の頃
三姉妹とすずばあちゃん1歳の頃


 さてさて…、今日、あーちゃんがぼくの相手を何時間もしてくれたので、マミィが帰ってくる頃にはすっかり疲れて、ぼくは満足とリラックスの腹出しスタイルで、3時間も眠り続けた。こんなにしっかり遊んでくれる人は、この家には他にいない。

 先代のすずばあちゃんがこの家に来たとき、長女の『ゆりたん』は中学2年生、あーちゃんは小学校6年生、マユチャンは4歳だった。すずばあちゃんは三姉妹のペットというよりは、四姉妹として育ったようなものだ。さしずめ四姉妹の3番目というところかな。マユチャンはやっぱり末っ子。

すずと愛優香
4歳のマユチャンと3ヶ月のすずばあちゃん

 
 ぼくはこれから、この三姉妹や家族の中で、一体どんなポジションになっていくのだろう。

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夫の生まれ育った札幌で暮らすも、実は暖かい地方の生まれで、冬は苦手。

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